-第六感-
前章で背後の恐怖感のことに触れたが、背後で思いついた話をしてみたい。
静かな部屋のなかなどで突然背後に人の「気配」を感じることがある。そして実際に人がいることが多い。五感では解説しにくい感覚だがアレは何なのか。
われわれはこのような現象はすべて「第六感」か「超能力」で済ましているが、ちゃんと科学している人たちがいる。
それによれば、人は歩くたびに微弱な帯電と放電を繰り返していて、その度に電圧の変化を起こしている。そして人体には毛根のすぐ下あたりにその電圧差を感じ取れる器官があって、忍び寄る人の電圧差を「気配」として感じるらしい。
実験では、10人中7人が人工的に起こした人と同レベルの電圧差を感じ取り、「気配」と同じような感覚を感じたとのことだ。
犬はもっと凄い。飼い犬が主人の帰宅を遠くから察知して、玄関に出迎えに行く話しは良く聞くが、これも人の「気配」を感じ取っているのだという。ただ犬の場合は人の発生する電圧差ではなく、電磁波を感じ取るという。人は、先に説明した電圧差の発生と同時に微弱な電磁波も発生する。さらに、この電磁波には人によってわずかながらパターンの違いがあって、犬はこのパターンの違いまで感じ分けて、主人の気配を区別しているという。
ホンマカイナ?と思わないでもないが、一部の動物は地震や雷が発生する電磁波に反応することが確認されているとのことだ。
= ピー・オー・ピー「見本市展示会通信」’09年3月1日号掲載 =
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