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ヨーロッパふたたび

夏季休暇にヨーロッパを旅行した。 
 
30数年前に初の海外業務で一週間ほどブリュッセルに出張したが、その帰路に休暇を貰って旅した時とほぼ同じコースを辿った。 
今でこそ当社の海外業務も珍しくはなく、いつも誰かしら海外に出張しているような状況だが、当時はかなり稀で、大げさに言えば退社までに一回位はそのチャンスが有るだろうという感じだった。 
そんな中でのヨーロッパ出張、それも6月。 
願っても無いラッキーな巡り合わせだった。 
ヨーロッパはおろか日本を出るのも初めてだった私は舞い上がった。 
幸いにもベテランの上司と二人の出張だったので、業務のことは上司に任せて私は専らその後の計画に当たった。  
数少ない経験者の先輩からスイスアルプスは是非見て来いとのアドバイスがあって、スイス主体の計画となった。 
エアはパリ発着として、ブリュッセルへの移動も含めてユウレイルパスを活用することにした。 
業務終了後まずフランクフルトへ、ここで二泊し市内散策とライン川クルーズ。 
ジュネーブに一泊しベルンを経てグリンデルワルトへ。 
ここでまた二泊し、スイスアルプスを堪能してパリ経由で帰国した。 
初めての海外で全てに驚き興奮したが、スイスアルプスは別格だった。 
文章はもとより絵でも写真でも表現出来ない。 
まさに臨場実感するしか味わえないスケール感と清涼感に感動した。 
 
 
もう一度行きたいとずっと思っていたが、やっと実現した。 
前回は言葉も不自由で慣れない中、全くのオリジナルな計画で毎晩翌日の事が心配で眠れない日が続いたが、今回はパック旅行で全行程添乗員付きである。 
朝の集合時間に遅れずに、フリータイムに迷子にさえならなければ毎日が無事に過ぎて行く。 
フランクフルトに入りパリから帰るツアーで、コースは前回とほぼ同じであったが、更にノイシュバンシュタインとヴィースの巡礼教会が加わった。 
思わぬ収穫はヴィースの巡礼教会である。 
ノイシュバンシュタインに程近い牧草地の中にポツンと建つ外見は質素な教会だが、世界遺産に指定されておりその内装の見事さには圧倒される。 
私の少ない経験の中では断トツである。(建設に至る逸話など興味のある方はネットでお調べください) 
メインのスイスアルプスは唯一お天気が気掛かりだったが、これが雲ひとつ無いドピーカン。 
麓から見上げるアイガー、メンヒ、ユングフラウヨッホの三峰。 
ユングフラウヨッホの頂上を目指す山岳鉄道の車窓から見渡す童話のような風景。 
感動の再来であった。 
ただ驚いたのは旅したところ全てで異常に気温が高かったことだ。 
八月も半ばを過ぎて秋の気配が濃くなる頃なのに、グリンデルワルトでさえ日陰を拾わないと歩けないほどだった。 
折角のスイスアルプスも清涼感だけは味わえなかった。 
アルプスの麓に在るホテルの客室には通常エアコンが装備されていない。 
今回はまだ夜になれば気温が落ちて、暑さで寝苦しいようなことは無かったが、アルプスの氷河も近年大分後退しているという。 
近いうちにはこの辺のホテルもエアコン完備になるのだろうか。 
 
 
地球温暖化の緊張感も実感した旅になった。 

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