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世界記録への挑戦

TOKYO 2020 おめでとうございます。
オリンピックで東京も日本も活気づき、被災地の復興も一気に進むことを願います。


世界記録三つの達成は成らなかった。
8月30日、両国国技館。弊社創業111周年の記念事業として、111に因んで3本の世界記録樹立にチャレンジしようというイベントを行った。
チャレンジする三つの世界記録は
a. Longest high five chain (最も長いハイタッチ・チェーン記録)
b. Most LED lights lit simultaneously (LEDライトを同時に点灯する人数の記録)
c. Largest display of kusudama (最大のくす玉ディスプレイ)
もちろん権威ある認証機関の認証を得ようという企画だ。
チャレンジ後には盛大な祝賀会も催行しようと、国技館のアリーナを前日から貸し切り、仮設ステージや記録挑戦の為の準備をして、30日当日を迎えた。


社の公式行事なので大阪、名古屋の支店を含めて社員全員参加が原則であるが、やはり業務の都合で残念ながら参加できない社員も出てしまった。
High fiveの記録達成には最低450人ほど必要となるので、社員の家族やパートナー企業の方にも協力を仰いだ。競技開始直前の受付の集計では、老若男女合わせて550名ほどが参会、全員にお揃いの特注Tシャツを配布し着用していただいた。


14:00、開会式。550人全員が白のTシャツでアリーナに集合。壮観である。
開会宣言の後、いよいよ最初の種目Longest high five chainに挑戦。
この種目はアリーナを使用するが、人数のカウントを厳密に行うために、全員アリーナから退出してもらいアリーナを一旦完全クローズする。その上で入口を一か所に絞り、ここから参加者に再入場してもらう。その際、通しの番号札と認定員のカウンターによるダブルチェックで参加者をカウントする。
チャレンジする3種目とも、世界記録の認定を得るには非常に厳密な条件を満たさなければならない。
High five にはタッチする手の高さや隊列の整然性などの細かい制約が在って、残念ながら小さいお子様にはご遠慮いただいたが、参加者は468人。現在の世界記録は405人だ。人数的には十分な数字だが・・・・。
アリーナにジグザグに引いたライン上に沿って468人が一列につながる。一部の社員以外は要領を得ていないので、整列するだけでもかなりの時間を要する。
列ができたところでルール説明。説明が進むに連れて参加者のお祭り気分が徐々に不安へと変化していく。“たかがハイタッチ”にそんなルールがあるの?自然にお隣同士で練習が始まる。
いよいよ本番スタート。最初のタッチは私から常務へ。“私がミスったらどうしよう”同じ思いで会場は静かになる。
スタートは何とかクリアしてHigh five chain がつながりだした。慎重に、しかし元気でなければいけない。認定員がタッチの進行に着いて移動し全てをチェック。10人の監視員は列の整然性を監視する。緊張の中チェーンはつながって行くが、ほぼ三分の一の人数をクリアか、と思ったあたりで認定員のホイッスル。タッチが不確実の合図だ。掌がパチッとタッチせず“かすった状態”だったようだ。会場に大きなどよめき。
一度のチャレンジにチャンスは三回まで。残り二回。呼吸を整え、また練習をして、二回目のスタート。一回目より幾分進んだところでまたホイッスル。
気を取り直して三回目のラストチャンスにトライしたが、結局無念のチャレンジ失敗。
会場は落胆と“この状況をどう収拾するの?”のざわめきとなったが、チャレンジとは別に最後まで High five chain を完成しようという声が上がり、もう一度最初からスタート。
緊張から解放されてか、体の動きもスムーズ。“イエーイッ”と言う掛け声とともにミスもほとんどなく進む。最後のタッチが完了した瞬間には会場全体から“イエーイッ”と歓声が上がった。世界記録は成らなかったが468人が一つに繋がった瞬間だ。


二種目目はMost LED lights lit simultaneously 。
この種目は大勢の人がそれぞれ一個のLEDライトと対になっていっせいに点灯する、と言う新しいカテゴリーの記録挑戦だ。
今度は一階の正面側マス席をクローズして、参加者がアリーナからそこに移動する。その際、厳重に人数をカウントしながら、一人に一個のキャンドル型のライトを手渡す。番号札と認定員の二重チェックにより参加者は462人と確認された。数的には十分だ。参加者はマス席に平均的に分散するよう着席し、各々LEDライトの不具合をチェックする。不具合がないと確認されたところでチャレンジスタートだが、この種目の制約は、一人一個のLEDライトを胸元に持っていっせいに点灯し、五分間全員が点灯をキープすること。途中でライトが消えたらもちろん、ライトを他人に手渡したり、床に置いたり、参加者が移動しても失格だ。認定委員の他に監視員が担当のエリアを監視する。
認定員のホイッスルでスタート、いっせい点灯。全員点灯できたようだ。次のホイッスルで五分間の点灯時間カウントに入る。
アリーナの仮設ステージに設置した大型スクリーンにカウントダウンの秒数が映し出される。時間の進むのがなんと遅いことか。マス席は静まり返り、参加者は身じろぎもせずにスクリーンを見つめる。
3,2,1、ホイッスルで点灯時間終了。緊張がほぐれ、どよめく。
認定員と監視員が別室に下がり審議。
何か問題があったのか?審議がなかなか終了せずマス席がざわつき出したころ認定員が戻って来た。結果は462人の世界記録認定。“ヤッターッ”


最後の種目は Largest display of kusudama。
この種目も新カテゴリー。社業に関係あるもので、お祝い事にふさわしいものと言うことで考え、チャレンジを認めてもらった。事前調整の結果、150 個以上のくす玉を“綺麗に”ディスプレイし、“綺麗に”割れば世界記録として認定される。ただし、吊られたくす玉がすべて割れなくとも良い、“綺麗に”割れた数だけがカウントされる。
アリーナの仮設ステージ前の両サイドにトラスの架台が組まれ、それぞれ 110 個のくす玉を吊り下ろした。くす玉は直径30?ほどで表面を紙の花で隙間なく飾り、中には社員が思い思いの言葉を書いた垂れ幕と吹き流しのリボンが仕込まれている。更にステージの上には、センターに特大の金のくす玉を挟んで左右に4個ずつの直径60cmほどの物が横一列に吊ってある。合計で229個。
これを、両サイドの架台のステージに遠い側から太鼓の合図で左右同時に割り進め、最後にステージセンターの金のくす玉でフィニッシュ、という段取りだ。
先ず、認定員がディスプレイの状態を入念にチェック。OKが出たところでスタート。
これはスムーズに割れ進むと思ったが、意外に失敗が多い。割れない物や、割れても垂れ幕やリボンが綺麗に落ちない物、トラスに固定している紐が切れて落下してしまう物さえ出る。不安になる中いよいよステージ上へ。両サイドから順にセンターに進むがこれはすべて綺麗に割れた。いよいよフィニッシュ、金のくす玉。紐を引くのは私だ。これが割れなければ絵にならない。“神様、仏様、認定員様”・・・割れた、すごく綺麗に。
審議の結果、ディスプレイの状態と割れた状況で認められなかった数を除外し、201個が世界記録と認定された。


祝賀会に先立ち、ステージ上で二つの世界記録認定証授与のセレモニーが行われ、会場は大いに盛り上がった。
3時間を超す世界記録挑戦の緊張と熱気で、参加者の喉はカラカラ、お腹も空いた。
“乾杯”の音頭の後はみんな無口になって、しばし飲むことと食うことに専念。
一息ついたところで、話題は「High five もう一回やる?」

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