社長ブログ 社長が日々考えていることを思いついたときに・・・

花火?

勢いで大曲の花火も見てきた。

プロの花火師達の競技会であり、『日本一』『最高峰』と言われるだけあって、さすがだ。
今回もバスツアーに便乗したが大変な強行軍だった。
大渋滞で、近寄れない。脱出できない。
秋田県の人口の凡そ7割にも相当する75?80万人が全国から集まるらしい。
開始には何とか間に合ったが、帰りは更に大騒ぎ。花巻近郊のホテルにやっと転がり込んだのは明け方の3時近く。普段ならそろそろ起き出す頃である。
あいにく風呂場の清掃タイムですぐに風呂に入れない。清掃が終わるのを待ってやっと入浴。
・・・・ビール、夜食(早朝食?)のおにぎり、漬物、・・就寝。
 
私に花火の解説をさせるのは無理があるが、長岡との比較で言えば、当然こちらの方が通好みか。
30余りの花火会社が、それぞれ割物2発(すべて尺玉)と創作花火で技を競う。
   (詳細はhttp://www.ldt.co.jp/hanabi/hanabi1.html) 
ろくな知識も無いのに審査員気取りで見るから、やや肩に力が入る。
それぞれプロが創意工夫し丹精込めた自信作なので、素人目にも質の高さは良く分かるが、基礎知識の無い私には真の素晴らしさが理解できない。
ただ『すごい、すごい』『きれい』『ウォーッ』・・・
もったいないほどに早く時間が進む。


競技花火の合間に主催者提供の仕掛け花火が上がる。エンターテイメント性とボリュームたっぷりで十分堪能できる。
桟敷席は、河川敷に建設用の仮説足場で基礎を組みその上にベニヤ板が敷き詰めてある。地面からの高さ凡そ2.5m。よく見える。涼しい風が吹き抜ける。
このベニヤの床が大きな反響板となって、破裂音を増幅する。胸には直接、同時にお尻からドン。これがまた良い。
 
アッという間にフィナーレに近づく。
「最後まで席に居たら、出るのに何時間かかるか分かりませんよ」という添乗員のキツイお達しに従い、従順にも早めに脱出。
フィナーレのワイドスターマインは駐車場への道すがらの橋の上から。
実に絢爛であったが、横からになったので、ワイドが実感出来なかった。チョッと残念。
でも、念願叶った。来て良かった。
 
因みに、割物の部も創作花火の部も野村師の会社が優勝し、併せて内閣総理大臣賞も獲得したようだ。
 
 
「土浦の競技大会もいいよ!」とそそのかす人がいる。どうする?

花火

花火は上空で開いてから燃え尽きるまで、わずか5秒。野村はその一瞬の美しさに、極限までこだわる。美しい形、鮮やかな色彩、そして消え際の潔さ。野村はそのために1年間、ひたすら地道な作業を繰り返す。その最たる例が、花火の色を出す「星」と呼ばれる火薬作りだ。一日0.5ミリずつていねいに火薬を塗りつけ、3か月かけて直径2センチほどに育てる。その間、野村は毎日欠かさず星の成長過程を入念にチェックし、大きさに不ぞろいがあれば、あっさりと捨てる。星の大きさが完璧にそろっていないと、花火の動きにばらつきが生じる。野村はそのことを、決して許さない。

野村は、花火の魅力を「潔い人生」のようなものだと言う。一切の未練を残さず、鮮やかに散った時こそ、花火は見る者の心に永遠に焼き付くものとなる。その信念があるからこそ地道な作業をひたすら繰り返す日々の中でも、一つ一つの工程に常に全力を尽くす事が出来る。

  ――花火師 野村陽一(2006年8月31日放送)|NHKプロフェッショナル 仕事の流儀 より――

野村師と同列扱いでは誠に失礼だが、花火師の仕事と弊社の業務は多くの共通点がある。
モノづくり、感動の共有。花火のように一瞬ではないが、短期間で終了してしまうイベントや展示会などの仮設物。
・・・弊社の多くの作品は記憶の中にしか留まらない。

野村師の一切の妥協を許さない姿勢は、モノづくり人間が求める究極の姿だ。
私は憧れるばかりでこんなに自分に厳しく生きられない。
素晴らしい話なので引用させてもらった。


先日長岡の花火を見て来た。
中越沖地震の直後ということで、チョッと躊躇する気分でもあったが・・・。
バスツアーに参加したので、良い観覧席が確保できた。

観覧席の下流側の橋から全長500mあまりのナイアガラでオープニング。
眼前で途切れなく噴出す絢爛豪華な超大型スターマイン。
頭上で次から次へと弾ける尺玉の百連発。火の粉の輪が幾重にも折り重なって広がる。
やや乾いた大きな破裂音が腹に響く。花火はやっぱり音があってこそ。
終盤に近づくと今度は上流側の橋からナイアガラ。その後方で炸裂する正三尺玉。
正三尺玉は少し離れた所での打ち上げだったので、迫力がイマイチ。残念。

フィナーレは中越地震の復興祈願として打ち上げられるようになった『フェニックス』
信濃川の流れに沿って、幅1.7kmに亘る6箇所から同時に花火が連射される。
夜空に折り重なって超大輪の菊の花が咲き誇る。
ゆっくりと尾を引いて落ちて行く無数の光の帯の中に、また次々に光の輪が広がる。
感動のあまり光の雲が滲んで見えてくる。
最後はまさに『火の鳥』が空中に6匹舞い上がった。
来て良かった。

大曲の花火も見に行こう。
野村師の花火が見られるかな?

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