同僚に、山崎 豊子さんの小説「沈まぬ太陽」を借りて読みました。

1冊ずつかなりのページ数があり、これが全5巻。
かな~り、読み応えのあるボリュームです。
御巣鷹山の事故を中心に、その前後の航空会社の様相が描かれています。
人命を預かる。
という点では、航空会社も、建設業も、おんなじです。
もっと言っちゃうと、食品業だって、同じはずですね。
昨年は、ケンチク関連で、人命に関わる重大な事件が起こりました。
性善説だけでは、語れない社会になってしまいました。
あらゆる企業に対して、疑心暗鬼にならざるを得ない“世知辛い世の中”
というわけです。
こういった社会的な背景を見てしまうと、
郵便局の民営化が取り沙汰されるときに、よく言われる
「民営化イクォール過疎地は排局」
って、リアリティがあるように思えてしまいます。
しかし、同時に、
「民営化は、利益のみ追求ではない!」と思いたい気持ちを、
民営企業に勤める者として持っています。
閑話休題。
私たちが幼いころって、郵便やさんになりたいとか、パイロットになりたい、
とか、大工さんになりたいとか、ケーキ屋さんになりたい
という職業への憧れが、確かにありました。
言い換えると、
仕事をする上でのプライド、とか社会的正義とか、社会への奉仕。
という“職業に対する理(ことわり)”がきちんと機能していた。
ということかもしれません。
ムラヤマの社是には
「社会に奉仕すると同時に、自社の発展をはかる」
という言葉があります。
お客様オリエンテッド。
かつ、
社会的なゴミは、絶対に創らないという宣誓です。
これを青臭いと、一笑に付してしまうのではなく、
今一度、真摯に考え直す良い機会になりました。
Presented by“すみ”