快適で、かつ美しく“暮らしている方”
が、増えているように思います。
そのような方たちが、
自分の「センスと意思」をベースに「お気に入り」
を身の回りに、徐々に増やしていくのを見るのは、
とっても、刺激になりますし、気持ちの良いものです。
片岡義男さんのエッセイに、
「彼らと愉快に過ごす 僕の好きな道具について」
という本があるのを思い出しました。

メイド・イン・ホンコンの爆竹を鳴らすおもちゃのロケットやら、
白いごくごくシンプルなカップ。
エルメスのチューイング・ガムケースなど。
とても魅力的なモノたちが、
写真と、ごく短いエッセイで、紹介されてゆきます。
さらに、
気持ちの善いテンポと、軽妙な言い回しが素晴らしい。
あとがきで、書かれているのですが、
「これは美しい、素晴らしい、楽しい、などと僕が思い、
いまでも手元にあるか、少なくともある時期は手元にあって楽しんでいた・・・
・・・いわゆる高級品の図鑑ではありっこないし、
「グッド・デザイン」や「すぐれもの」のガイドでもない。」
とあります。
お気に入りのもの、ってそうあるべき。
という
モノに対するスタンスと、自分のスタイル。
の見本のようです。
私も、出来うるなら、お気に入りのものに囲まれて暮らしたい、と
常々、思っています。
これは、大学生のころ、ちょっとスノッブな思いで、
つまり、こずかいをやりくりして、
大変苦労して、買ったものです。笑)
今思うと、それほど高額ではないんですけれど、笑)

コーヒーミルには、豆を切るタイプと、
豆を磨り潰すタイプがあって、
手で回すタイプの全ては磨り潰し。です。
ぐるぐる回すハンドルの反対側のねじで、
磨り潰す歯の隙間のサイズを移動し、
粗さ、細かさの調整を行います。
コーヒーミルって、横回しがスタンダードなような気もしますが。
縦回しのほうが、人間工学的に正しいのではないか?
とか、それより「こっちのほうが、姿が好い」
ということで、かれこれ20年近く、わたしのお気に入り。
となった現役のコーヒー挽きです。