7月30日 雨上がりの朝、四時半頃
子供が学校から持ち帰った朝顔のつるに三つ、鮮やかな赤桃色の花。
昨日の夕方頃に見た時には まだ周りが緑色で覆われていたつぼみが
すでに全開 間近 に。
そのうちの二輪は昨日からの雨のためか うまく開ききらず
花の一部が少し固まってくっついているように見えました。
うまく開いていない二つのうちの一つは
昨日夕方 子供たちとデジカメで写真の記録を取ったつぼみ。
今朝、子供たちと花が開いたところを観察してから写真を撮ろうと約束していたので
うまく開かない花の写り方を気にした私は、昨日写真をとった方の花に近寄って
花を広げてみました。少し「しわくちゃ」な部分を残しつつも 朝顔は
なんとか全開。力加減を間違えてしまうと花は切れてしまいそうでした。
もう一つはそのままに。
子供の起きる時間までまだ少し時間があったので、久しぶりにジョギング。
濃くなった緑に囲まれた公園、野球場、陸上競技場 様々な施設が連なっている道を
約30分。ゆっくりはしったら ゆっくり汗が吹き出てきて気持ちいい。
シャワーを浴びて出社の準備をして、子供を起こして再び庭で朝顔観察。
少し「しわ」が残ったままの花を見て
子供は「わあ、咲いた、咲いた。」と笑顔。
手を加えなかったもう一つは というと なんと「しわ」も取れて
きれいに咲いていました。
花は本来、きれいに咲くことのできる能力を十分に持っている
のに、その瞬間だけでおかしな判断をしてしまった自分を恥ずかしく思います。
子供の頃に見たいろいろな記憶の中にもそれと似たものがあったはず。
蝶や蝉が羽化するときのあの「くにゅくにゅ」した羽根が
しっかりと羽ばたく瞬間のあの立派な羽根へ変化するまでじっと観察していた
子供の頃を思い出せば、自然の力の凄さも思い出せたはずなのに。
自然の力、そのものが本来持っている力。
自分自身の中にある力。
その力をしっかり発揮できるように 周りで見守ること
も必要なんですね。
採用担当 なべ でした。