こんにちは、大坂一郎です。
大阪支店の神戸次郎さんより、季節のおたよりがありましたので紹介します。


"神戸ルミナリエは12月17日夜、閉幕。
今年は警備費節約や会場周辺の混雑解消のため昨年より二日短い十二日間の開催でした。
財政難から存続を危ぶむ声が例年より大きく、入場者に「一人百円募金」を呼び掛けていましたが、収支を踏まえて来年最終的な決定が下されます。
神戸ルミナリエは、
平成7年1月に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意を込めるとともに、神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して、この年の12月に初めて開催され、今年で13回目を迎えます。
10年が過ぎすっかり観光イベント化したルミナリエは、利益や還元だけがスポットされ価値を問われています。
・・・・・・が、当時は明かりのない街を輝かせ、賑わい、勇気を与えた『光の芸術』です。
私も一市民として思いを込め、すべての募金箱に募金致しました。
『文化・芸術の祭典として永遠に続くように!』
神戸次郎より。”

鎮魂と再生への祈りがこめられている光の行事という点では、京都五山の送り火にも通じるものがあるのではないでしょうか。
末永くつづいていく年中行事であってほしいものです。
ではまた。