こんにちは、大坂一郎です。
東京本社での「ムラヤマ文化祭」は盛り上がったようですが、
文化祭向けなキャラクターの、大阪支店の映像の巨匠「ミスターF」さんより
お便りがありましたので、紹介します。

”「さよなら三木鉄道」
超ローカルな話題ですが、兵庫県の私の実家から歩いて1分、
走って30秒以内のところに、今、一部で話題の三木鉄道「三木駅」があります。
三木市の出資する第三セクターであるこの三木鉄道は、今年の3月31日に廃止
が決まり、92年の歴史に幕をおろします。産経新聞の夕刊では「さよなら三木鉄
道」のタイトルで1週間の連載があったり(きっと関西版だけ)、ヤフーの検索では
約384,000件のヒットがあり、あっちこっちのブログの書き込みで盛り上がっており
ます。
要は、久しぶりの路線廃止として、鉄道マニアには大きなイベントになっているよ
うです。
以前、ここは、国鉄三木駅として、人だけでなく貨物の拠点として様々な荷物の取
り扱いがあり、運ばれる牛や馬が多数つながれていたり、お菓子の箱が大量に積
まれたりもしていました。
ですので、幼い頃から、何かというと目的もなしに駅に遊びに行ったものでした。
私が、初めて8mm(ビデオじゃなくてフィルム)映画を撮影したのもこの三木駅で、
駅に許可をもらって自主映画のメイン舞台にしたこともありました。
また、三木市民は映画を神戸に見に行く人がほとんどでしたが、わたしは、この国
鉄三木駅から加古川の(って知ってる人も少ないけど)古い映画館へ足を運んでい
ました(すいているのがなにより魅力で)。
というわけで、私のなかでは、昭和60年に国鉄三木線が廃止になり、三木鉄道株
式会社になった時点で、様々な思い出が巡るこの鉄道への想いも終わっています
ので(今じゃバスみたいな列車が走ってます)、いまさらの感が拭えませんが、とり
あえず、最後の駅舎の姿は目に納めようと娘と帰省の準備をしています。
3月1日から記念イベントが始まりますので、興味のある方は「金物のまち三木」へ
いかがでしょうか。"
詳細は三木市HP「ありがとう三木鉄道記念フェア」をご覧ください。
http://www.city.miki.lg.jp/index3.html
