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学天則復活

こんにちは、大坂一郎です。

大阪支店が大阪市立科学館さんと一緒にすすめてきた「学天則復活プロジェクト」。
先日無事に報道公開の運びとなりました。

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「学天則」とは昭和のはじめ頃に制作された「日本初のロボット」と呼ばれるものです。
これが大阪で制作されたということで、大阪市立科学館で復元することになり、弊社が
パートナーに選定されました。

当時の民間技術で、どのように自動制御されていたのか?
まずは少ない写真や文献の収集から仕事は始ります。
さすがは科学館の学芸員の先生、古書や参考になる写真などをいろんなところから
集めてきはりました。

「学天則」の動きは現代の目から見ると、素朴なものです。
しかし「彼」には際立った特徴があります。
それは、

・仕事をしない。
・思索する。

というロボットであるという点です。

この特徴のために、顔の原型製作や機構については学芸員の先生と夜になるまで討議
を続けたりしました。
そのかいもあり、「学天則」が「微笑む」のを見た時には、自分もなんとなく笑ってしまいます。

今回の復元では、耐久性を考慮して、

「全体像による動きの再現」(写真参照)
「当時のメカニズムの再現」

の二点セットでの復元になりました。
当時の新聞記事・出版物等を読み込み、内部機構が写っている不鮮明な写真とにらめっこを続け、検討を加え、想像をめぐらして「当時の民間技術による自動制御」装置もつくりました。
これは科学館がリニューアルオープンした時のお楽しみにしておきます。

7月の大阪市立科学館を楽しみにしていてください。
 
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奥州のゆらぎ

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「このガラスのゆらぎがいいのです」


「ゆらぎ・・ですか?」


「この建物の改修を担当した建築家の方が言うのですよ」


「ガラスって建設当時のものですよね」


「ええ、そうです。大正時代に作られたガラスです。今の製品に比べれば透過率も均一性も良くないのですが、それがかえっていい味が出ていると思いませんか?」


「なるほど、面白いですね。でも分るような気がします」


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「本当は全部この時代のガラスを使って改修したかったのですが、さすがにそれは無理で、展示室と講堂の2箇所だけ。でもこのガラス越しのゆらぎ方がなんとも言えません。みなさんには意外と好評なんです」


先日、奥州市に誕生した宇宙遊学館の撮影に行ったときに市の担当の方から伺ったお話。


すでに社長ブログでもご紹介した弊社が展示を担当した奥州宇宙遊学館。この建物はもともとは大正時代に建設された水沢緯度観測所・旧本館です。


老朽化が進み、解体が決定されていた建物を市が買い取り、耐震補強や往時の雰囲気を残しながら改修工事を行い、内部には展示室やシアター、ワークショップルームなどを新設しました。


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元観測所という特性と宮沢賢治のふるさとイーハトーブの地理を生かし、宇宙や天文、賢治の世界観との関わりなどを次世代へ伝える施設として新たに生まれ変わりました。


大正ロマンを感じる内外装デザインや独特のスケール感、目に優しい色合いなど。現代の建築に慣れた目にはとても新鮮に映りました。


中でも往時の雰囲気そのままの廊下や階段室は特筆もの。階上へと足を踏み入れるとき、軽くギシギシと音を立てる階段には思わずうわっと声を上げました。


展示空間もそのイメージを考慮した、あたかも研究室のような雰囲気を持つ落ち着いた空間になっています。北の地、奥州市に素適な場所が誕生しました。


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ちなみにこれらの写真は建物と同じ時代に生まれたレンズを使ってデジタル撮影したものです。宇宙遊学館もその当時の魂を残しながら、現代の技術で新たなものに生まれ変わりました。


カメラやレンズの世界も同じようなことがあります。この場所にふさわしいのでは?と、あえて持参したのは同じ時代の「ゆらぎ」を持つ齢70のとても古いレンズです。これも現代のデジタル技術で当時の空気感を残しながら生き返りました。


ガラスの「ゆらぎ」のお話を伺ったときに、たまたまですがこのレンズを持参したこと。目には見えない何か通じるものを感じました。


お久しぶりのSWCでした。

AUTO CHINA 2008 in 北京

中国最大の自動車展示会である AUTO CHINA 2008
4月20日〜28日まで北京で開催されています。
 
中国のモーターショーは上海と北京で各年で開催されており、
今年は3月にオープンしたばかりの 新中国国際展覧中心 で過去最大級の規模で
23日から一般公開を迎えています。


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新中国国際展覧中心 / brembo ブース
 
 
”かけだしデザイナー” である私は、東京モーターショーやオートサロンで
出展のお手伝いをさせて頂いているブレーキのトップブランド brembo のブースを
今回中国の展示会でも、とお話を頂き現場に行くことができました。
 
私にとって海外の現場は始めてで、勝手が分からないことも多かったのですが
できたてホヤホヤのムラヤマ上海の協力もあり、無事にオープンを迎えることができました!


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新中国国際展覧中心のMAP
 
 
初めての海外出展・初めての中国で驚くことも多かったのですが
今回最も衝撃的だったのが、工事が間に合わず?仮設で設けた部品館(W7 館) そのもの。
立派な本館(W館とE館)と違い、倉庫の様な開口からそのまま砂が中に流れ込んで
通路やブースが砂まみれ・・・。
製品が汚れることが心配です!!
 
MAPで見ると本館と近く見えますが、
ごまかしてあるので実際はW4館から徒歩で軽く15分はかかります。
設営中はトイレもなく、女性の私には少々厳しい環境でした・・・。笑
 
そしてまだ新しい施設なので周辺環境、交通インフラの未整備は今後の課題だと思います。
プレス公開初日に大雨に見舞われ、ものすごい交通トラブルが発生してしまいました。
 
ますます拡大して行くであろう中国展示会市場。
今後のホスピタリティに期待!!


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立派なW1 館とW2 館 / 遠くて仮設のW7
 
 
しかし、brembo のブースの施工に協力して頂いた現地の大工さんたちは
日本の大工さん達と変わらず、丁寧に仕上げてくれて感謝感謝でした。
おかげでbrembo のイタリア本社の方にも満足して頂くことができました。


ところで、ブース間の通路に敷くパンチカーペットの敷き方がおもしろかったので
思わず撮ってしまった写真をアップします。
 
日本だと重たいロール自体を転がして敷いて行くのが普通かと思いますが、
中国では?端をみんなで引っ張る方式のようです。
 
ん〜〜。何かとても深い物理的な理由があるのでしょうか???


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通路パンチを敷く様子
 
 
以上、”かけだしデザイナー” による投稿でした。

緑豊かな季節、上海

MURAYAMA Shanghaiに来ています。
 
ここのところの雨も上がり、今日4月18日は朝からさわやかな晴天。日中はきっと気温が上がり、汗ばむくらいの陽気になりそうな予感がします。上海でも、ひと雨ごとにあたたかくなり、春の訪れを感じていくのだそうです。
事務所の窓から見た景観の中から、特徴的なシーンをライブでお伝えします。
 
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淮海西路の街路樹にも緑が増え、気分も明るくなってきます。中心地では通勤通学で人がごった返してるはずですが、さすがにこの辺りは随分と穏やかに見えます。ムラヤマ上海の魅力のひとつ。
 
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ビルとビルの谷間に、緑に覆われたお屋敷群を見つけました。聞いてみるとそれは、わりと最近建てられた普通の住宅のようです。集合住宅あり、戸建もあり、全体的に赤い屋根を基調として統一感のある開発に感じます。ここから見る限り、とても高級そうな雰囲気に感じますが。
 
いい陽気なので、外出して外灘(ワイタン)にでも出かけてみたい気がしますが…、やっぱり仕事をしなくては!
 
いよいよ明日から初“北京”してきます。オリンピックを控えた首都、どんな所なのか楽しみです。次回はそちらでのレポートをしたいと思っています。
ウェブマスター麻生でした。
 

 


 

 

日本一長い「天神橋筋商店街」

こんにちは、大坂一郎です。

大阪支店のサッカーファン、
「蒼いアーセナル」さんからお便りがありましたので紹介します。


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“私の場合、目的もなく昔ながらの商店街を歩くのが好きです。
整然としたデパートや複合施設・ショッピングセンターでなく、
庶民的で雑然とした通りほど良く、活気と賑わいのなかからパワーを貰い、
そのホッとする郷愁感のなかで心が癒される感じがするのです。


京都なら『錦市場』、神戸なら『元町高架下』、
でも大阪ならやはり『天神橋筋商店街』になるでしょう。


南北に約2.6キロ 見事に直線に伸びた日本一長い、
大阪を象徴するこの商店街をあらためて歩いてみることにしました。


発祥は、学問の神様として知られる菅原道真公を奉った「大阪天満宮」の
参道だった通りに店が集まってできた「天満青物市場」からと云われ、
現在では、激安のディスカウントショップから、安くて美味しい大衆食堂、
老舗の味を守り続けているお好み焼き屋・洋食屋など、ありとあらゆる店舗
が約1,000店あると云われています。


北の「天六」(天神橋筋6丁目)から南下すると、アーケードと一体になって
いる建築物の最上フロア部には、体験型の博物館:住まいのミュージアム
「大阪くらしの今昔館」があり、大阪の古い町屋を実物大のセットやジオラマ
で再現しています。


南下するごとに町名も「天五」、「天四」、「天三」、「天二」、「天一」となって、
アーケード自体のモチーフも梅花、文楽人形、鳥居等 様々に変化していきます。
南のエンドはアーケードもなくなり、淀川の中之島(天満橋)へと出て来ます。
(ちなみにムラヤマ大阪支店は、ここより約1.7キロ西の肥後橋にあり)


この大川では、夏の7月25日には、恒例の日本三大祭りの一つ『天神祭』が
行われ、特に「奉納花火」は、そのスケールの大きさと、天空の花火が屋形
船も繰り出した水面に映る美しさは喩えようがありません。


その他周辺には、“遊びながら学べる子どものため博物館”『キッズプラザ大阪』
や、上方落語専門に毎日公演している寄席:『天満天神繁昌亭』等があり、
面白さ満点です。


ぜひ機会があれば、散策してみてください。ではまた。”


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限りなく青い世界。

以前、まだ図面を描くのに、ドラフター
を使っていた頃は、日本の喫煙率って
今よりも、随分と高かったように思います。
かく言う私も、相当のヘビースモーカーでした。


当時は、コンピューターではなく、
ドラフターという製図板に、鉛筆で、
図面を描いたものです。


この、ドラフターの下に、鉛筆や消しゴムを置いておく
ちょっとしたくぼみがあるんですが、
くわえタバコで図面を描くものだから、
消しゴムのかすよりも、タバコの灰のほうが多かった。
なんて、冗談のような愛煙家だったのです。


同業の乃村工藝社さんにいらっしゃったことがある
作家の筒井康隆さんが「最後の喫煙者」という小説を
同時期に書かれていましたが、
「皆が揃いも揃って、禁煙するなんてこと、絶対にない!」
と、私は、本気で思っていたものです。
そう考えると、筒井さんという作家は、
本当に先見の明があるんですね?。
と、感心しきりであります。


閑話休題。
JTさんのマイルドセブンのプロモートとして、
六本木aiさん
渋谷club camelotさん
という都内でも屈指のクラブでの環境演出
を手伝わせていただきました。

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上2点:六本木ai


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上2点:渋谷club camelot


メインデザイナーは、4月で2年目になる
わが課のホープ。
名前からすると、スターのほうがマッチするんです。
なんてったって、星川。さんですからね。
かなり、頑張りました。


写真撮影は、勿論。
SWCことJ-LIGHTSの板村さん。


空間のキーワードは、
“いごこちのよい”贅沢を堪能できる
“もっと広がる青い世界”


さらに「深海」を空間イメージの核に据えました。
深海の神秘さや、美しさ。
クラブならではの非日常感。
マイルドセブンのパッケージとのさりげない連動。
に、留意して計画、デザインから、
設計、施工までをお手伝いさせていただきました。


楽しい仕事に参画させていただいて、
幸せ者であります。


Presented by“すみ”

MURAYAMA Shanghai 開業!

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上海現地法人 “MURAYAMA Shanghai”(正式名:『村山設計諮詢(上海)有限公司』が、2008年3月21日正式にオープンしました。
“MURAYAMA Shanghai”は、上海を中心とした中国において、展示会やイベント、ショールームやショップなどの空間総合コンサルティングを業務を目指します。
 
これから中国に進出したいとお考えの企業・団体の皆様、また、すでに中国において現地法人を展開されている企業の皆様を中心に、創業100余年で培ってきた“世界基準”の「ノウハウ」と「おもてなし」をもって、環境の違う国での様々な空間へのご出展に際し、きめ細やかなサービスをご提供してまいります。
 
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“MURAYAMA Shanghai”の新シンボルマークは、皆様の“頭脳”になりたい、という想い、また日本と同じ“印鑑”決済の国であることと併せ、上記イメージでデザインしてみました。
よく見ていると“MURAYAMA Shanghai”と読めてくると思います。
 
オフィスは、以前にもご紹介しましたが、中心地の雑踏から少し離れた淮海西路にあります。現在は意外と落ち着ける場所と思いますが、近々地下鉄開通や再開発が予定されているようですので、人も増え、地価が高騰していく場所のひとつかもしれません。

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決して広くはありませんが、オフィスには明るいミーティングルームをご用意しています。最新の情報が集うコミュニティーの場にできればと考えております。
  
中国での会社設立初年度ということもありますので、今年はあまり窓口を広げず、しっかりとおもてなしの出来ることからじっくりと取り組んでゆこうと思っております。
スタートした“MURAYAMA Shanghai ”をどうかお引き立てのほどよろしくお願いいたします。
詳しいサービス内容につきましては、MURAYAMA Shanghai Web-Siteをご覧ください。
www.murayama.sh.cn
 
ウェブマスター麻生は、しばらくこのプロジェクトを支援してまいります。
定期情報を発信してまいりますのでご期待ください。
 
 
ムラヤマは、全社体制で“MURAYAMA Shanghai” のバックアップ対応してまいります。日本で中国でのご出展計画をお持ちの方、お気軽に弊社最寄の営業担当へご相談ください。

 

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