こんにちは、大坂一郎です。
大阪支店が大阪市立科学館さんと一緒にすすめてきた「学天則復活プロジェクト」。
先日無事に報道公開の運びとなりました。

「学天則」とは昭和のはじめ頃に制作された「日本初のロボット」と呼ばれるものです。
これが大阪で制作されたということで、大阪市立科学館で復元することになり、弊社が
パートナーに選定されました。
当時の民間技術で、どのように自動制御されていたのか?
まずは少ない写真や文献の収集から仕事は始ります。
さすがは科学館の学芸員の先生、古書や参考になる写真などをいろんなところから
集めてきはりました。
「学天則」の動きは現代の目から見ると、素朴なものです。
しかし「彼」には際立った特徴があります。
それは、
・仕事をしない。
・思索する。
というロボットであるという点です。
この特徴のために、顔の原型製作や機構については学芸員の先生と夜になるまで討議
を続けたりしました。
そのかいもあり、「学天則」が「微笑む」のを見た時には、自分もなんとなく笑ってしまいます。
今回の復元では、耐久性を考慮して、
「全体像による動きの再現」(写真参照)
「当時のメカニズムの再現」
の二点セットでの復元になりました。
当時の新聞記事・出版物等を読み込み、内部機構が写っている不鮮明な写真とにらめっこを続け、検討を加え、想像をめぐらして「当時の民間技術による自動制御」装置もつくりました。
これは科学館がリニューアルオープンした時のお楽しみにしておきます。
7月の大阪市立科学館を楽しみにしていてください。
