日曜日の朝は、NHKテレビを見ながら
ダンベルを使ったエクササイズをします。
まずは「野菜の時間」から始まって、
「趣味の園芸」などをはさんで、
「新日曜美術館]まで。

ある日「新日曜美術館」で取り上げられたのが、
石田徹也さん。
私は、エルンストとか、サルバドール・ダリといった
シュルレアリスムが大好きなので、
ちょっとのことではビックリしないんですが、
この番組で紹介された絵画は、
かなりショッキングでした。
静岡で1973年に生まれ、
ムサビの視覚伝達デザイン学科を卒業し、
イラストレータとして仕事をしながら、
「自分のためだけに良い絵を描いていきたい」
との思いを強くし、アーティストへと変貌してゆく。
…しかし、2005年に31歳の若さで亡くなってしまいます。
練馬区立美術館で、
「石田徹也~僕たちの自画像展~」
が開催されていたので、雨の日曜日に行ってきました。
彼の70点にも及ぶ作品を目の当たりにして。。。。
観覧者は、かなり消耗します。
観ることに、相当のエネルギーを必要とする作品たちです。
作家本人は作品を“ユーモア”のあるもの、というけれど、
毒気はかなり強く、“ウィット”もしくは“ブラックジョーク”
と言った方が言葉の上では適切なのかも知れません。
ほとんどの作品に登場する虚ろな目のオトコ。
や、他のものと合体する表現からは、
カフカの「変身」をビジュアル化したかのような「不条理」感が漂います。
また、彼がファインアートではなくて、
“他人に受け入れられることを前提とする”
(※練馬区立美術館副館長、よこやま・かつひこ)
デザイン学科を卒業した。と言うことも、
観るモノの気持ちに入り込んでくる理由のひとつかも知れません。
非常なインパクトを持つ石田徹也作品は、
不条理好きな人は(笑)、必見です。
「石田徹也~僕たちの自画像展~」
は、練馬区立美術館で、
12月28日(日)まで開催しています。
Presented by“すみ”