こんにちは、大坂一郎です。
今回は大阪支店の「KITさん」の素敵な(無謀な)休日を紹介します。
”ご無沙汰してます。KITです。
ある大切な人物に会いたく、突然思い立ち、
私、大阪から岡山の山中まで、自転車で出かけちゃいました。
片道13時間・・・それはアホな行為でした。
確かに若い頃から遠出は好きで、地図を片手に距離をコンパスで刻み、所定時間を割り出しては、
その通りに到着することを楽しみにしておりました。
ただそれはもう遠い昔、25年以上も前のころの話ですが。
なのになぜかこの歳になって、無性に自分を追い詰めたくなったのです。
尋ねる相手の方に予告の連絡を入れ、回りの知人にこの計画を言いふらし、
エネルギーを蓄えていきました。
その日、その人物に会いたい私は、午前0時、動き出したのです。
梅田まで1時間、神戸まで3時間、いい感じ。
このまま行けばもしかして午前中に到着?すごい記録をおっ立てるかも!
須磨を抜け、左手に夜明け前の海が!
トンネルをくぐって、ふと気配に振り向くと、明石海峡大橋が!!!

結構感動。
今度は姫路を目標に、・・・が甘かった。AKASHIおっきい!姫路城がみえてこなぁい!
もう6時間は走ってる。
前日寝てないから徹夜で走ってるようなもの。先が見えないし、帰る気力もない。
それでも自転車は転がってくれました。
足を休めても転がってくれるのです、自転車は(ええやつやなぁ・・・これはまた別の話)。
なんとか姫路城へ。

結局予定通りのちょうど8時間目。
ちょっと休ませて・・・。城前の公園で20分ほど仮眠。
気力だけはなんとかリセットしてあと5時間の行程。
いよいよ山の手へ(それにしてもケツが痛い!)。
ペットボトルが次々消費され、景色の視野がどんどん狭くなってゆく・・・。
あの人が言ってたなぁ。夜な夜なシカの群れが道路を横切るって。
だから出発時間を調整したんだ・・・(こわいもんなぁ、夜の山中)。
いよいよ到着のめどが立ってその人に連絡を入れると、麓の大原町駅まで迎えにきてくれるとのこと。

体は正直限界でした。素直にお言葉に甘え、残りの距離を力強くこなしてゆく・・・。
実際目的地まではその駅からまだ1時間ほど山登りしないといけなかったので、ね。
・・・・・・・・・・
やっと会えました!抱きつきたいほどの感情を抑えて(笑)、二人は早速露天風呂へ。
う~ん、サイコー!でしたね。男二人の露天風呂。
そう、会いたかった人物とは彼です。彼は作家さんなのです。
訳あって一度ゆっくり酒を飲み交わしたい、それだけがこの旅行の原動力なのでした。
自転車なら気にならない?そんな発想が原点でした。
その後はもてなしのオンパレード!
果物農園、玩具博物館、寿司屋でビール(やったぁ、乾杯!)、

温泉街のホタルまつり、ギャラリー兼バーでの歓談・・・(飲んだ呑んだ)。
こんな時間の過ごし方があったんだぁ。
たった半日で多くの出会いを楽しみ、強烈な疲れは嘘のように癒え、
満たされた心は軽やかにそこら中を踊り回っていました・・・。
私は山中の竜宮へ誘われたのだと信じて疑いません。もう二度とそこへの道はたどれないでしょう。
「よくやるよなぁ。」
「いや、もうやりません、やれません!私がアホでした!」
「でもあした帰るんでしょ?」
「そ、それは言わんといてぇな・・・」
投稿 : KIT ”
この人物とは大阪支店で一緒に仕事させてもらったことがあります。
ではまた。