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Peer dropsさんについて

Peer dropsさんは、関西を拠点とした女性2人の建築家ユニットです。
田中信子さんと清水千絵さんのおふたりで活動されています。
おふたりと知り合ったのは、以前紹介させていただいた
荘司和樹さんの主宰する建築士受験の「教育的ウラ指導」を通して、
知り合いの知り合い(繰り返しは、間違いではありません)になり、
私の大阪出張のタイミングでお会いして、
ミナミのイタリア料理店で痛飲した。という思い出になります。
はじめてお会いしたのに、話が弾んで随分と引き止めてしまいました。


私の記憶が正しければ、そのとき、いくつかの建築の話と建築家の言葉の話をしたはずです。
その中でも特に、彼女たちは関西、私は関東に住んでいるということで、
西の安藤忠雄さん、東の伊東豊雄さんの話になりました。
そのときを回顧して、TOTO出版から発行されている「住宅の射程」という書籍から
すまい、もしくは建築について書かれているところをつまんでみます。

<安藤忠雄さん 「すまいについて考える」>


「小篠邸」における建築の挑戦とは、
人工と自然、
幾何学と地形という、
抽象的なものと具体的なものの間で、
その極限の緊張関係を作り出すことにあったのだと思います。
自然に対して閉じながら開くというか…。


世の中には、アグレッシブな考えをもてない人が多い。
そういった人は、「来た仕事が悪い」と言います。
しかし、悪い仕事を良い仕事にする。
というのも建築家の仕事であると私は考えています。


建築というのは、
思い描いていた理想や夢を、
いかに持ち続けるかにかかっています。
難題をクリアし、緊張感を持続し、
あきらめずにやり続ける中で、時折、光が見えるんです。
それを道標に1歩1歩前へ進んでいく、
それが建築だと思います。


<伊東豊雄さん 「今、住宅とは何か?」>


東孝光さんの「塔の家」 安藤忠雄さんの「住吉の長屋」
が、「建築家の社会的なモラル」を表明したとすると、
私の「中野本町の家」は「精神的なモラル」を表現したと言えます。


1980年から、東京と言う都市が大きく変化し、
人々の身体感覚もガラッと変わりました。
土のついた野菜ではなく、サランラップに包まれた野菜の方が、
新鮮に見える。という感覚になってしまいました。


人々は、土地に縛られたくない。
自由に住みたい。
という欲求から都市へと集まってきました。
2番目に、家族からも自由になりたい、
もっと個人の集合体みたいなものになってゆきたい。
という要求に変わりました。
3番目に、「身体から自由になりたい」
という欲求が芽生えてきているんじゃないかと思います。


こういった欲求の先に何かリアルなものがあるとすれば、
一体それは何だろうか?
その<新しいリアル>こそが、今の建築家にとってのモラルであり、
使命感ではないだろうか?と思います。


住宅の設計というものを私はしたことが無いのですが、
彼女たちの作品を見ると、とっても素敵だし、
やってみたいなぁ、と強く思うのです。
なかなかクールで、素晴らしいデザインだと思います。


それでは、彼女たちのすてきな作品を紹介させていただきます。


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にぎわいの家


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堺・ひだまりの家


また、大阪に行く機会や、もしくは東京にいらっしゃる機会があったら、
是非お会いしたいおふたりの建築家ユニットPeer dropsさんをご紹介しました。


Posted by“すみ”

奥村梨枝子さんについて

奥村さんに最初に会ったのは、卒業後ずっと親しくしている
大学の友人たちとの定期的な飲み会に
奥村さんが参加してくれたことに始まります。


奥村さんを、ひと言で表現するのは非常に難しいことです。


見た目は、どこから見ても正真正銘のクールビューティー。


一見して賢そうなのですが、実際リアルに賢いのです。
それは、彼女から仕事の話を聞くとすぐに解ります。
例えば、20店舗を越えるハーレーダビッドソンの
新規店舗および、リニューアルに携わっていること。
20店舗の建築及び内装のデザインを、同時並行して進めるというのは尋常ではありません。
しかも、それだけではなく、他の顧客からの案件を進めつつ、
来春からは大学での講師も始めると聞き及んでいます。
有能なゆえに、彼女は極めて多忙な生活をしています。
(身体、壊さないでねー。)


しかしながら、実は気分的には、かなりホンワカしてる。と私は理解しています。
そして同時にしっかりした強い芯と、かなりのお茶目な面を持っています。
ここで一度、奥村さん像を整理すると、
クールな表面と、やわらかい内面と、その真ん中のしっかりした強い芯。
その土壌は、とっても大切に育てられた家庭環境にあると想像します。
また、その土壌の上で、いくつかの海外暮らしの経験や、
素敵な視点で切り取った日常でのくらしかた。
またそのくらし方という実践で得た多様な価値観。
によって育まれてきたのだと想像します。
さまざまな相乗効果の中で、奥村さんらしさを身に付けているのです。


これらは、お話しすると、実に控えめな印象を持つのですが、
実はとてもアクティブな行動力を兼ね備えていることからも感じることが可能です。
そのひと固有の視点とか視座のユニークさというのは、そのひとの魅力に直結していると私は常々思い、感じていますが、奥村さんの視点と視座の取り方は、私にはとても魅力的です。
ラディカルという言葉には、 急進的という意味と、 根本的という意味がありますが、そういう意味で、奥村さんは非常にラディカルであると言えるわけです。


このような奥村さんは、JCDデザインアワード2014に受賞されたほか、
このような素敵な仕事をされています。


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<青山サロン 帝国ホテル店> リノベーション
極細の糸を2本、3本合わせて編むような独特のニットづくりを想起させる空間づくりを心掛けました。


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<AOYAMA346> 新築 Photo:鳥村鋼一
南青山3丁目にある商業施設・事務所


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<hasselblad> リノベーション Photo:新良太
渋谷区神宮前1丁目にある老舗カメラブランド、ハッセルブラッドの店舗
老舗カメラブランド、ハッセルブラッドの特徴は正方形フォーマットであることから、フレーミング、トリミングといった写真要素と正方形の対話を通じて、空間にアプローチしました。カメラのボディを連想させるブラックステンレスはハッセルブラッドの美しい凛々しさを表し、そのフレームの重なりをイメージしてギャラリー空間を創出しました。


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<嘉悦大学教室改修> リノベーション Photo:新良太
東京都小平市にある嘉悦大学の教室のリノベーションプロジェクト。
秘書科の社長室マナー教室として使用されていた教室は、時代のニーズから外れてきて新しい教室として生まれ変わる事になりました。天井は取り払われ、天井高さを確保しつつ吸音効果も担っている木毛セメント板でつくられたフラットルーバー天井と照明によりリズムをつくっています。天井から開口面まで包容される空間は新たな教室空間として存在します。


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<嘉悦大学アドミッションセンター> リノベーション Photo:新良太
  嘉悦学園110周年を記念して嘉悦大学のメインゲートとしてアドミッションセンターを計画しました。キャンパスの表面としての位置づけとして鈴木街道のストアフロントのリノベーションをおこなっています。矩形のストアフロントの中には、変形した入れ籠のようなオブジェクトがゲートを象っています。オブジェクト内スクリーンに学生活動の映像、レセプションやラウンジなどのアクティビティを街道に映し出します。スクールカラーに電解着色を施したアルミ壁がオフィス空間とパブリック空間を隔てながら輝きを放っています。


今後ともお付き合い頂きたい奥村さんをご紹介しました。
Posted by“すみ”

1月5日より新年の営業をスタートいたしました。

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株式会社ムラヤマは1月5日より新年の営業をスタートいたしました。
お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
年末年始に本社・東京オフィスを統合、豊洲へ移転し、社員一同気持ちを新たに、仕事始めを迎えました。
潤いあふれる感動コミュニケーションを創造する企業として、より一層のサービスを提供してまいります。



色々とりどり、味いろいろ感動あります。

オリジナルデザインの飴をあしらった年賀状。

お年賀用にも実際に9種類のデザインと味の飴を作りました。


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色々な味わいを醸しだすムラヤマらしさがでていると思います。


今年もムラヤマをよろしくお願いいたします。

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