Creator's Eye 社員発信! できたて情報! よもやま話 むらやま話・・・

DessaとCreator's Eye

クリエイターの方たちとのコラボレーションによって、
2次元のアート・デザインと3次元の空間作りを更に緊密に、
もっと高いクオリティで提供したい。
との思いで「Dessa」というプラットフォームを作ったのは2013年のころでした。

http://www.dessa.jp/

そして、このCreator's Eyeへの投稿も、随分と久しぶりになります。

4年とか5年経つと、随分と自分の周りも、会社の状況も変わるものです。
しばらく投稿していませんでしたが、その間もDessaで知り合ったクリエイターの方たちと
何らかのコラボレーションをしたい。という思いはずーーっと持っていました。

その成果と言えるであろう、2つの事例をご紹介させてください。

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ぴあのミュージアム関係のムック本に掲載した広告です。
NK Design Laboの長沼和明さんと協働させていただきました。


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平和祈念展示資料館の児童用リーフレット用の館内のイラストマップです。
イラストレーターの藤井アキヒトさんと協働させていただいたものです。
http://www.dessa.jp/fujii/fujii.html

今後も、いろんな方とのコラボレーションの機会を作ってゆきたいと思っています。

村上龍さんが「出会いはすべての人にあるんです。それを自分の中の受容体みたいなものが反応して、必然的なものとして捉えられるかどうか。捉えた後に、シビアで科学的な努力ができるかどうか。」
が大切なのだと仰っています。
まさしくそんな感じでクリエイターの方たちと良い科学的な反応が出来ると良いと思っています。

Posted by“すみ”

ヤン・リーピンのクラナゾを観る

先週、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで中国随一の民族舞踊芸術家と言われるヤン・リーピンクラナゾ(蔵謎)を観ました。

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東日本大震災のあとで、中国政府は混乱している日本に国家一級の舞踏家を出してくれるのか心配していたが、開催されるとHPで確認でき楽しみに。


中国ではもう芸術監督や演出に専念し、決して踊ることのないといわれるヤン・リーピンが、日本では舞台上で踊る姿を観ることができる。2?3年前にたぶんアエラの表紙を飾る彼女の姿をみて、ライブでみて観たいと思ったがチケットが入手できず涙を飲んだ思いがついに。


年齢よりもはるかに若く見える姿、体型や踊るようすには無駄なところがなくシャープで、去年話題になった「千手観音」が生きて動いているような感じがした。 踊る精霊に年齢や性別は関係ないのでしょう!


今回のテーマは「グラナゾ(蔵謎)」、蔵は西蔵:チベットの意味なので?チベットの謎?
チベット仏教の輪廻転生のお話です。 舞台のスタートは巨大なマニ車から、ヤクや蓮、鳥葬・・・、ラストのヤン・リーピンのソロは、紅蓮のライトに照らされてフラメンコダンサーのようです。感動!!!
公式HP


私の通う中国語学校の先生方(中国からの留学生が中心)はこの大震災を期に帰国される方も多く
日本に残る(堅持派)と帰国する(回国派)に分かれました。
中国にいる家族や友達から帰国を促されても、説得し日本に残られた方にはもちろん感謝
悩みながら帰国を決断しなければならなかった方にも、いつか安心して日本に戻れるように
私たちは復興・復旧のお手伝いをしっかりやっていきます。

by 北海道生まれのフラヌール

万博会場でアクロバティック・エンタテインメント・ショー、「CHA ?茶?」をみる

上海に来たら「上海雑技」も見せたい!と思い
上海がはじめての父にシルクド・ソレイユ公演「DRALION」(ドラリオン)にも出演したアクロバティック・グループ(雑技団)、Flag Circus of China(フラッグ サーカス オブ チャイナ)の舞台を万博会場内で見せることにした。

それは、中国のお茶をテーマに、伝統の雑技、武術、舞踊を現代的にアレンジしたスペクタクルショー!
「CHA ?茶?」です。

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■会場で配布されるチラシ

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■舞台の様子

北海道では、こんなにカッコいいサーカスも、ましてや雑技も見る機会はほとんどないので、素直に父を喜ばせることが出来き親孝行できたと思います。

6月いっぱいは、浦西(プーシー)D地区の左奥「総芸大庁」(エンターテインメントホール)にて
1日4回?13:00??15:00??18:00??20:00? 45分公演をあまり混まずにみることが出来るので是非ご覧になってください。フラヌールのオススメです。

8月12日から45分ではない完全版が、東京 オーチャードホールでも開催されます。
■東京公演ホームページ

フラヌールはこちらも観に行きます。

自分の想いを貫くこと

こんにちは、
大坂一郎です。
 
大阪支店デザイナーがつれづれなるままに想う事をおくってきてくれたので、
紹介しましょう。
 
 
” 最近、ニュースを見ては「不況、デフレ」など暗い話題ばかりで、
思わず『言われんでもわかっとるんじゃー』とツッコミをいれたくなります。
嘘でも最高潮とか言って欲しいですね。。。ホントに。。。
 
不況だからと、環境や仕事の内容も変化し、
応じて柔軟に対処していかなねばならない。
でも、それに対してスタイルを変えずに生活をしている人もいます。
 
 
私の親戚に淡路島を拠点に活動している創作家さんがいるのですが、
昨年のお盆休みに、友人作家の方々の工房にお邪魔したときのことをお話します。
 
 
畑だらけの敷地にある古家に窯を入れ、工房兼ギャラリーと改造していたり、
 
天然の芝を、屋根全てに敷き詰めたロハスな工房に住んでいたり、
 
各々魅力的な仕事場で日が昇ればろくろを回し、日が沈めば仕事を終える。
 
独自のライフスタイルで日々創作活動に打ち込んでおり、
その話している表情や工房には充実した暮らしぶりが感じられました。
 
 
その話を聞いていると、私の日常とはあまりにもかけ離れた暮らしのせいか、
少しあこがれを覚えました。
 
ただ、その生活は決して楽なものでもなく、
精神的にも経済的にも苦しく結局は好きでないとやっていけないそうです。
 
 
はやりのモノや大量生産が容易なモノを作り販売すればラクになるのだが、
自分の作りたいもの、
伝えたいもの、
何より買ってもらった人にずっと使ってもらいたいとの想いがあり、
あくまで自分を貫いてる姿がそこにありました。
 
決して真似のできることではないのですが、その想いはクリエーターとしても共感でき、
この不況を乗り切ることに繋がるのは自分の想いを貫くことではないかと感じました。
 
 
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↑写真は古屋を借りて創作家達が集って作品展を開いている様子。
 展示台やパネルだけでなく,展示装飾も全て自身で手がけている。

 by若年性メタボ ”

「KOBE ART MARCHE 2009」

こんにちは、大坂一郎です。
 
大学時代の友人からの案内状で「KOBE ART MARCHE 2009」なる展覧会を見に行きました。
 
関西圏の画廊等が集まって神戸のホテルで合同展示をしているのですが、
変わっているのは「ホテルの客室」を展示スペースとしている点。
 
ホテルの15階全室を使っています。
1団体1客室を使用。
 
団体ごとに展示の仕方に特色がありました。
特にバスルームを展示に使用した団体は、各々の工夫があって面白い。
いろいろな意味で「どきっ」とする効果をあげているものが多く、
バスルームの非日常性みたいなものをあらためて感じたりもします。
 
友人の作品は、笑える発想を非常に丁寧な作業で作品化している。
「人にお金を出してもらえるものを作る」責任感みたいなものを感じて、
ひるがえって自分を見つめなおす、ちょっとしたきっかけにもなりました。
 
 
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ではまた。

5年ぶりに「BLUE MAN GROUP」をみる

今日はマチネーで「BLUE MAN GROUP」を見てきました。前から2列目の19番はほぼど真ん中でいろんなものが飛んで来るし臨場感たっぷりで大満足です。

六本木のインボイス劇場(仮設)で去年の12月1日から、アジアでは初めての公演が開かれていますが、5年前フラヌールしながらニューヨークのオフ・ブロードウェイでオリジナルをみて、と言うか体験してとにかく楽しかった記憶がまたよみがえりました。

ニューヨークの「BLUE MAN GROUP」を公演していた劇場(Astor Place Theatre)は、とてもこじんまりとして小さかった記憶があるのですが、今回の劇場は900席と大きめ、興行的にはこれくらい必要なのかもしれないなとか、床やイスのつくり、回転する台、天井から落ちてくる・・・仕事目線になってしまう自分が悲しい。

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インボイス劇場の外観

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たまには、深く考えず流れに身を任せて声をだし、腕を振り上げに行ってみてください、終わった後には青男さんとも写真がとれますよ。

今年もまた、ニューヨークに行きたくなってきたフラヌールでした。
&今回のチケット取ってくれた“マーガレットあん ”ありがとう。

無事終了しました、グループ展。

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こんにちは、大坂一郎です。


先月末より開催していましたグループ展、無事終了しました。


期間中、旧交を温めたり、思わぬ同業他社さんとの出会いがあったり。


また、弊社クライアントの方には貴重なお時間を割いて来場いただき、
この場を借りて、あらためて御礼申し上げる次第です。


さて、
今回は各自の使用するツールが「日本画」「油画」「アクリル画」「陶」「パソコン」と
いろいろだったのに、期せずして「絵画的作品」という形でそろいました。
今までで一番まとまりのある(展覧会らしい?)展示でしょうか。


作品を制作している最中は、
なかなか表現したいものが形にならなくてくじけそうになりますが、
飾ってみたら、良いものができたようにも感じます。
これが制作者の妥協ゆえの贔屓目なのか、努力の成果なのかは
見に来ていただいた方々に審判をゆだねることとして・・・・・・


ではまた。

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「千手観音 My Dream? 」を観る

おとといの土曜日新宿コマ劇場で“千手観音 My Dream? ”を観ました。
テレビで初めてその映像を見たときの驚きと感動、世の中にこんなに神々しいのもが存在することが信じられない・・・と思うような感激を味わったのですが、まさかそれが日本で見られるなんて。


実際にステージをみて、チケットは少し高いけど本物のライブでの千手観音はやっぱりすばらしい。主役のタイ・リーファさんが生で見られて幸せです。


これから観ようとする人に多少のアドバイスをした方がいいかと感じたことを書けば、“千手観音”だけを期待してはいけないことです。このステージは中国障害者芸術団の公演であること。 中国の障害者の方が置かれている状況は非常に厳しい、その状況を少しでも変えるために彼ら彼女達は大勢の中から選ばれ訓練を受けて何かを伝えるために僕らの前に立っているのだということ。色々な意見も寄せられてはいますが、これを単なるエンターテイメントだと思ってみることは残念なことです。


障害があるからこそ、代わりに耳がすごく良く発達して日本語の歌も発音が完璧に再現できるのか人間の能力の不思議さに感心させられます。
ウイグル人の車椅子の歌姫ってところには微妙なモノを背負わされている?と心配するのはきっと余計なことですね。


僕らの払う多少の対価が役に立ってくれれば嬉しいし、彼らが自分達の力で何かが変えられると自信を持ってくれたら良いと思える方は是非観てあげてください。


タイ・リーファファンのフラヌール

千手観音オフィシャルサイト

インタビューサイト

今年もやります、グループ展!

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こんにちは、大坂一郎です。

今年も「端茶倶楽部」という名のグループ展をやります。名前の意味はよくわかりません。
弊社大阪支店の社員・元社員と外部スタッフ有志による“美術展”です。


今回ですでに9回目となります。
毎年開催というわけでもないので、ずいぶん長持ちしているなという感じでしょうか。
各自のやりたいことを自由に出品しているので、
絵画・陶芸・オブジェ・イラスト等いろいろあり、少しまとまりのない展示になっているかもしれません。
 
 
グループ展立ち上げの頃、メンバー各自のきっかけ・思惑は当然ですがいろいろありました。
私はというと、業務の中でのある経験がきっかけとなっています。

10年以上も前になりますが、営業マンと共に某大手設計デザイン事務所を訪問したときのこと。
その会社のロビーに、公共交通機関のデザイン・スタディ模型が陳列してありました。
 
担当者の方に
「これは何ですか?」と尋ねたところ、
 
「毎年業務とは別に自主的にテーマを決めてデザインの研究をしている」とのこと。
与えられたことばかりやるのではなくて、自分の意志で活動しているところが
「クリエイターとして格好がよろしおすな。」
 
それで自分も似たようなことをやってみたくなったところへ、うまい具合に大阪支店の複数の人間から「グループ展をしないか」という声が上がったことがきっかけだったのです。
  
今回も我々一同“熱い”展示をしています。
ご興味のある方は、是非お立ち寄り下さい。

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ブレッソンに学ぶ空間写真

今日は、空間デザインとは一見、関係のない、ある高名な写真家の話です。その写真家の作風を通じて空間と写真という視点で書きたいと思います。少し長文になりますが・・・。


■ブレッソンとは?
さて、皆さんはアンリ・カルティエ・ブレッソンという写真家をご存知ですか?
1952年に出版されたアメリカ版の表題『決定的瞬間(The Decisive Moment)』という写真集で世界的に有名になったフランスの写真家です。その作品は誰でもが一度は目にしたことがあると思います。


現在、東京国立近代美術館で開催されていれる「アンリ・カルティエ=ブレッソン知られざる全貌」
でその作品群を見ることができます。写真家の作品が美術館で開催されること自体が非常に稀なことです。これは彼の歩んできた生涯と少なからず関係があるように感じます。


写真家として世界的に有名なブレッソンですが実は彼は、若き日は画家を志していました。ところが当時としては画期的な小型カメラ「ライカ」と出会い、その「ライカ」で撮った写真で世に認められ、その後、約30年間、写真家として精力的に活動しました。60歳を越えた1970年頃から2004年に95歳で亡くなるまでの晩年は写真ではなく再びドローイングに専念する人生を送りました。


■ブレッソンの手法
画家をこころざし、写真家として世に出て、最後は画家として生涯を終える。普通の写真家とは違った生涯を送りました。これが彼の作品の根底に流れる類稀なオリジナリティとなっています。画家の目を持った写真家とでも言いましょうか・・・。
私は彼のこの特異な生涯に興味を持ち、特別な思いで彼の作品を見てきました。彼の多くの作品はまず、その完璧なまでに計算された幾何学的な構図が目に飛び込みます。


彼のインタビュー映像の中でも完璧な構図とタイミングを計るのに「もう少し・・もう少し・・そう!そこだ!」と言う言葉で撮影時の心境を語っています。つまり完璧な構図を頭に描き、その瞬間が訪れるタイミングを待つ。そういった手法で多くの作品を残してきました。もちろん、画家として学んだ経験と写真家としての才能が高い次元で結実した結果であって誰にでも真似出来ることではありません。


純粋に写真家を目指した写真家や写真の世界だけを見てきた評論家が彼を評価するのと少しでも絵の勉強をした者が彼を評価するのとではその見方が違います。
写真家としてだけ見れば二度と遭遇できないほどの決定的瞬間を見事に捉えた天才フォトジャーナリストとして有名ですが、私はその根底には画家としての優れたデッサン力や平面構成力、光の捉え方などが深くかかわっていると感じています。これが単純に写真家を目指した写真家と決定的に違う点です。


現に彼は自分にとっての写真とは「一瞬にして現実を描き出す作画法」と語っています。それがそれまでの手のかかる大型の写真機ではない「ライカ」という優れた小型カメラとの出会いが生んだ奇跡という側面も相まって、写真やカメラ、絵画などに関わる様々な世界の人々に影響を与え、高い評価を得ている要因となっています。


■空間写真との関係
それではそのブレッソンの作品と空間写真とはいかなる関係性があるのでしょう?
ここからは私のまったくの私見ですが・・・。


ほとんどがモノクロのブレッソンの作品は色彩がない分、構図や光の状態がより鮮明にかつ力強く浮き彫りになります。現代の写真は特別な意図が無い限りほとんどカラー写真の世界です。平面構成や光の状態に加え、色彩構成など、より多くのファクターが関わってきます。しかし、原点は同じです。ブレッソン流に言えば優れた空間写真は「絵画的な構図」を踏まえ、「一番良い光の状態」を捉えることです。


「絵画的な構図」というのは適当な言い方が見つからなかったのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、つまりデザイナーが意図したデザインコンセプトそのものです。空間デザイナーは2次元で考え、様々な思考と検証を繰り返し、3次元へと昇華させていきます。それをまた2次元である写真に納めるわけです。絵画的なという中にはいわゆる幾何学的であるとか美しい配列的であるという意味も内包しています。


「一番光の良い状態」とは現実の空間として意図したデザインが一番美しく写る瞬間です。それは自然界における太陽と同じように空間においては照明光というものが大きく影響します。モノには必ず光と影が存在します。人工的な太陽を作り出すことが空間デザインにおける照明光の役割です。これらをどう解釈し、どう捉えるか?です。


空間写真はそれをデザインしたデザイナーのものです。決して写真家だけのものではありません。写真家がやるべきことはデザイナーが創りだした空間のコンセプトを見極め、理解し、写真という表現手法でデザイナーの脳内にある未来の記憶を呼び起こすことです。目の前の空間だけをただ単に切り取ることではありません。空間写真の撮影者は単なる写真家ではなくデザイナーと同じクリエイターであるべきことが理想です。


ブレッソンが単なる写真家ではなくアーティストであったように・・・。


■ブレッソンに学ぶ
私とブレッソンを同列に扱うのはおこがましいことですが、私もかつてデザイナーであり、学生の頃はデッサンや平面構成、色彩構成などを学びました。20年ほどデザイナーやディレクターを経験し、その後あるきっかけで写真家として現在に至っています。日常的に空間を撮影するとき、常に感じることはデザイナーとしての経験とそこで培われた視点です。そういった意味でもブレッソンの作品からは学ぶべき多くの点と共感する部分とが多々あります。


ノートリミングの完璧な構図と光の捉え方。これに現代では色彩構成。これが、デザイナーが意図した空間をより美しく、そしてより印象的に伝えるための空間写真のポイントである。と、ブレッソンの作品から示唆されているように感じます。


画家を志した写真家ブレッソン。日常をアートに変えた写真家とも呼ばれます。空間デザインに関わる者としてその生涯と作品群は様々な示唆を含んだものと言えます。彼の作品は空間と写真と絵画と、そしてデザイン・・・これらの世界に通じる何かを感じます。デジタルフォト全盛の時代ですが本質的なモノゴトは先人から学ぶこともまだまだあるということを改めて感じます。


ただし、私個人としてはブレッソンの代名詞的な見事なまでの構図のスナップ写真もいいのですが、著名な画家や作家、役者などを撮ったポートレートにより魅力を感じます。ここでも背景を効果的に取り込んだ完璧な構図と絶妙なタイミングが見て取れます。そしてブレッソンの人柄も・・・。


SWCでした。

今月号の「美術手帖」は、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレの特集。

今月号の「美術手帖」のタイトルは、
美術と建築のマリアージュ ル・コルビュジェ
というものです。
シャルル=エドゥアール・ジャンヌレって、
本名で書いてもピンときませんね。
ハハハ。


マリアージュ。
ってのは、mariage
フランス語で、相性のよい組み合わせ。
と言う意味らしいです。
“ケンチクと美術”両方を愛したル・コルビュジェ。
ということでしょうか?


確かに、ル・コルビュジェ
って建築家は、同時に美術家でもあるんですね。


6月17日に放送された、NHK「新・日曜美術館」では
「美術手帖」とほぼ同じテーマで、
むしろ『画家』と呼ばれたかった
?近代建築の父 ル・コルビュジエの真実?

という番組が放送されました。


また、森美術館では2007年5月26(土)から、9月24日(月・祝)まで、
森美術館 ル・コルビュジェ展」が開催されています。


何で、ここにきて、日本国中!
ル・コルビュジェなのだろう?
と思ったら、実に生誕120周年ということでした。

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写真は、15年位前に行ったVilla Savoye
1923-1925: Le Corbusier: 82 rue de Villiers 78300 Poissy


手前の白いTシャツは、若かりし頃の私です。


やはり、本物の建築の中に、身を置いてみること。
目だけでなく、感覚をフルに使ってさまざまに感じてみること。
って、大切なのだなぁ?、と思いました。


前回、ご紹介した
Mies van der Roheの「バルセロナ・パビリオン」
に勝るとも劣らない。
私にとって、宝物のような体験です。


Presented by“すみ”

「吉岡徳仁展  スーパー ファイバー レボリューション」を観てきました

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AXISビルで開催された「吉岡徳仁展  スーパー ファイバー レボリューション」を観てきました。
以前、愛・地球博の瀬戸日本館の基本計画のお手伝いをさせていただきましたが、
この時に大変お世話になったADKの御担当が、この展示をご紹介くださったのです。

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愛・地球博の瀬戸日本館の展示テーマは「自然と生きる日本人の知恵・技・こころ」というものでした。
当時のプランニングでは、日本人の知恵や技やこころで、培ったひとつの“現れ”として
「素材」という切り口があるだろうと、着目していたのです。
そして、吉岡徳仁さんの素材感たっぷりのデザインや、空間作り(という今回の展示)が、
当時想定していたイメージ表現にぴったりだったので、ご紹介くださった。ということです。
※愛・地球博の瀬戸日本館の設計及び施工は、乃村工藝社さんが担当しました。


さて、あいにく会場内の写真を、撮ることが出来なかったのですが、
会場全体は、ファイバーによる雲のインスタレーションで構成されています。
この中に、やはりファイバーで作られたミラノサローネで話題となった「PANE chair-パンの椅子」や、
大型映像により、吉岡徳仁さんの作品が紹介される。
という会場構成です。


ファイバー。
繊維。
旧くて新しい素材。


非常に興味深い展示でした。

すみでした。

Creator's Eye

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ライター紹介

  • ウェブマスター麻生
    • ・・・広報の視点で最新事例の紹介や会社リリース記事などを担当します。
  • 北海道産のフラヌール
    • ・・・好奇心のままさすらい、面白いものを見つけたらお知らせします。
  • 採用担当者なべ
    • ・・・人も会社も面白い事たくさん!働いて、見て聞いて考えて、色々書いてみます。
  • すみ
    • ・・・空間にまつわるヒト・モノ・コトについて、すみからすみまでお伝えします。
  • SWC
    • ・・・元空間デザイナーのフォトグラファーが、ワイドな視点で書き綴るフォトレポート、フォトエッセイ、フォトテクニックetc.
  • マーガレットあん
    • ・・・趣味は人間観察、日常に埋もれる小ネタを求めて日々奔走。楽しい話しお伝えしたいです。
  • 大坂一郎
    • ・・・おもに上方の日常の中から、いろいろとお伝えしたいと思います。

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