「チームで取り組む文化施設づくり」

-お客様とスタッフとで考える、施設を利用する人たちのこと-

若手の有望株 今井アシスタントディレクター

―とにかくハツラツと頑張るだけ!から学びの姿勢へ―

ムラヤマに入社してあっという間に2年が経ち、小さな企画展をようやく任せてもらえるようになったばかりの私が、常設の仕事で初めて、グラフィックという分野に挑戦しました。基本的に展示のグラフィックは大きく分けてソフト分野とハード分野があり、特に解説文・写真などの素材を構成しデザインされるソフト分野は、解説の中心であり、時間もかかります。
最初は調整の仕方が分からず、先輩方に一つ一つ懇切丁寧にアドバイスをいただきながらで、言われたことをこなすのが精一杯でした。
また、奥州宇宙遊学館は天文学がコアとして扱われ、先生方の求めているものを理解するのに日々勉強も欠かせませんでした。限られた時間の中で、天文台の先生方と奥州市の方、そしてデザイナーの間に立ち、原稿やデザインの調整役として、確認、修正、追加、変更に日夜追われる日々でした。

開館日は迫ってくるのに、見直せば、見直すほど、修正や追加することが増え、展示の仕事は「ここで終わり!」という終着点がないようにも思えました。
その中で、グラフィックがまとまり始めた頃、やっと自分の仕事に対して考え、意見を持って取り組むことができるようになり、多少なりとも自分なりに成長できたと感じ、初めて楽しいと思えるようになりました。
現地では、PCの画面でいつも見ていたグラフィックが現実の空間の中で、実現化した時は一番感動し、パネルの中で綴られている言葉一つ一つがとても重く感じられました。

この仕事を通して学んだことは、新しいことに挑戦する時、技術的なノウハウも大切ですが、常に色々な角度からの疑問や自分なりの意見を持ち、あきらめないで貪欲に取り組むことが大切だということです。
私のこれからの目標は、グラフィックだけでなく、造作や映像など他の分野にも挑戦して、1つの空間を形づくっていくことですね。

今井アシスタントディレクター

展示室「大地」

展示室「星」

Z項の論文の展示

レポーターの意見

歴史的建造物を有効活用し、ミュージアムとして新しいコミュニティー施設に再生され、次世代へとつないでゆく。何ともロマンあふれる、興味深いプロジェクトと感じています。
廃校を利用してチルドレンズミュージアムをつくるなど、ムラヤマは以前からこのような再生プロジェクトに複数参画してきました。環境問題などの観点から、今後このような計画がますます増える予感がします。

来館者・運営・施設管理などなど、その施設に関わるさまざまな方の視点に立ち、その環境に適した最善のコミュニティー計画を、豊富な実践経験からご提案の出来る“熱い”スタッフがムラヤマにいます。
チームワークで皆様の最善策をいっしょに考える、ムラヤマの“誠心誠意のおもてなし”を是非お試しください。

スタッフレポート

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