会社内の引っ越しを機会に、
通勤時に読み終わって、デスク周りに
置きっぱなしになっていた本を、
会社の近くのブックオフへ。
自宅のベッド回りに置きっぱなしになっていた本を、
近所のブックオフへ。
それぞれ、持っていったのでした。
「第三の波/アルビン・フトラー」とか
「平成30年/堺屋太一」とか、
「FREE/C・アンダーソン」とか、
小説に混ざって、経済系の読み物も出てきたのですが、
3冊を俯瞰して眺めることによってわかることもある様に思います。
100年に一度の大不況と言われる今現在の状況が、
あるべくしてあること。
そして、この大きなうねりの最中のひとつの出来事である。
と、改めて思ったのです。
大雑把にいうところの情報化、もしくはデジタル経済というのは
トレンドという生易しいものではなく、
まさしくパラダイムシフト。
と、言いかえることもできます。
その大きなうねりの中に「FREE」みたいな概念を
置いてみると、そのうねりのすさまじいばかりの大きさが、
少しだけ見えてくるような気もします。
さて。閑話休題。
会社では、新しい年度になったので、
今期、どういう風なコンセプトを持って仕事に臨もうか?
考える機会を持ちました。
前にも書いたかもしれませんが、
私が扱う仕事の概念を図にすると、こんな感じ。

空間と、時間と、価値観。
そして真ん中に、人間。
真ん中の人間は、ニンゲン、と読めるけれど、
ニンゲン、っていうと生物学上のカテゴリであったり、
ヒト、単体のイメージが強くなっちゃうから、
ジンカン。
と、読みたいです。
ジカン、とか、クウカン、とか、カチカン。
と語呂も合うし!
ジンカン。
すなわち、ヒトとヒトの間:アイダ、またはマ。
言いかえるとコミュニティとかコミュニケーション。
今年度は、この基本に真摯に向き合いなおそうかと、
思った次第です。
初心忘るべからず。
と、いったところでしょうか?
コミュニティの“コ”=COって、そもそも
それだけで、“共に”、とか“共同で”という意味を持っています。
一緒に何かをするときに、最も大切なのは何か?
それは、
「共感」という分母に乗った「リスペクト」だと思うのです。
非常に大きなうねりの中に巻き込まれているからこそ。
めちゃくちゃの不景気で、カリカリしがちな今だからこそ。
イライラが伝染して、みんなイライラして、
良くない雰囲気になりがちだからこそ。
そんな、世知辛い世の中だからこそ。
悲観主義の気分に流されずに、
明るく朗らかに、意志を持って協働してゆきたいものです。
Presented by“すみ”