先週、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで中国随一の民族舞踊芸術家と言われるヤン・リーピンのクラナゾ(蔵謎)を観ました。

東日本大震災のあとで、中国政府は混乱している日本に国家一級の舞踏家を出してくれるのか心配していたが、開催されるとHPで確認でき楽しみに。
中国ではもう芸術監督や演出に専念し、決して踊ることのないといわれるヤン・リーピンが、日本では舞台上で踊る姿を観ることができる。2?3年前にたぶんアエラの表紙を飾る彼女の姿をみて、ライブでみて観たいと思ったがチケットが入手できず涙を飲んだ思いがついに。
年齢よりもはるかに若く見える姿、体型や踊るようすには無駄なところがなくシャープで、去年話題になった「千手観音」が生きて動いているような感じがした。 踊る精霊に年齢や性別は関係ないのでしょう!
今回のテーマは「グラナゾ(蔵謎)」、蔵は西蔵:チベットの意味なので?チベットの謎?
チベット仏教の輪廻転生のお話です。 舞台のスタートは巨大なマニ車から、ヤクや蓮、鳥葬・・・、ラストのヤン・リーピンのソロは、紅蓮のライトに照らされてフラメンコダンサーのようです。感動!!!
公式HP
私の通う中国語学校の先生方(中国からの留学生が中心)はこの大震災を期に帰国される方も多く
日本に残る(堅持派)と帰国する(回国派)に分かれました。
中国にいる家族や友達から帰国を促されても、説得し日本に残られた方にはもちろん感謝
悩みながら帰国を決断しなければならなかった方にも、いつか安心して日本に戻れるように
私たちは復興・復旧のお手伝いをしっかりやっていきます。
by 北海道生まれのフラヌール