とあるトコロで
おそらく美大生若しくは建築学部の学生と思われる若者が、
会話をしていたのを小耳に挟んで、
あわや、もう少しで老婆心バリバリ発揮して
喋り倒しそうなコトがあった。
サイン計画
についてである。
最近の建築学部や美術大学などでは、
サインの基本的な考え方など教えないのだろうか?
このホームページは、
きっとリクルートの方なども観る機会があるのだろうから、
肝心の要部分のみ、触れておくことにしましょう。
施設のサインは、複雑に考えてはいけないのです。
いたって、シンプルに。
これが基本です。
サインをシステムとして捉えれば、
何ということも無い。
のです。
先ずは、機能を大きく4つに分類します。
ひとつは、表示系
「ここは、インフォメーションですよ。」
「ここは、トイレですよ。」
というやつ。
もうひとつは、誘導系
「あっちが、インフォメーションですよ。」
「あっちが、トイレですよ。」
というやつ。
もうひとつが、案内系
いわゆるマップ
若しくは、解説
最後に、禁止・規制系
「ここでは、煙草を吸わないで」
「スタッフ オンリー」
というやつです。
次に、場所で分類します。
ソトなのか、ウチなのか?
敷地外。
敷地内。
施設外部。
施設内部。
ということです。
基本は、この「内容」と「場所」の
2つのマトリクスで分類さえすれば、
支離滅裂にとっちらかることは無い。
…筈なのです。
Posted by“すみ”