「チームで取り組む文化施設づくり」

-お客様とスタッフとで考える、施設を利用する人たちのこと-

経験豊富な万能型 福田プロデューサー

-創って終わりへの挑戦―

文化施設の展示構想、企画、デザイン、設計、施工という主に行政機関の業務をお手伝いする分野に携わり、早や20年以上。私はよき先輩にも恵まれ、弊社の常設物件に様々な形で関わってきました。
文化施設の業務は、チームを組み、いわゆる衆智を集めての協働作業をします。構想から開館まで短くても1年以上かかることは普通で、「長い時間その業務に関わるスタッフのモチベーションを維持していくこと」と「集めた衆智を根気強く整理反映すること」が非常に大切だと考えて日夜取り組んでいます。

開館を前に引き渡して、契約内容の業務が終わり、我々は結構燃え尽きているのも事実ですが、その文化施設のスタートは、まさに開館の瞬間からはじまります。
近年、指定管理者制度の導入などを背景に、文化施設の構想、企画段階では「開館後の運営」が以前より意識的に、より活発に議論される場面が多くなり、全国的に文化施設が利用者を本当に強く意識している傾向と捉えています。

後日談ですが、奥州宇宙遊学館のコンペ案で、弊社が頭ひとつ際立ったのが「利用者を意識した開館後の運営提案」だったとお聞きした時はうれしかったですね。
我々のチームは創って終わりではなく、ちゃんと開館後の利用者を見据えているということを評価していただき、この期待に精一杯応えようと思いました。

私は、スタッフを集め、チームを作り、各々のスペシャリストがお客様(主に行政機関の方々)や監修される方々とどう連携してほしいかを考え、よいコラボレーションができる道筋をつけるという意味のプロデュースをさせていただいてます。運動技能の用語にオープンスキルとクローズドスキルというものがありますが、文化施設の仕事に当てはめれば、スペシャリストの持つ専門性が高く確実な基本技術(クローズドスキル)とお客様とコミュニケーションし、刻々と変化する内容を判断し対応していく(オープンスキル)をうまく組み合し、利用者の笑顔が見えた時が最高に楽しく、一度この感激を味わうとやめらないという因果なものです。これからも開館後の運営される方々や利用者の声に耳を欹て、創ってはじまる文化施設の弊社のスタイルを模索していきたいと考えています。

福田プロデューサー

来館者の笑顔

遊学キットで遊んでいる様子。館の方々が非常に熱心です。

レポーターの意見

歴史的建造物を有効活用し、ミュージアムとして新しいコミュニティー施設に再生され、次世代へとつないでゆく。何ともロマンあふれる、興味深いプロジェクトと感じています。
廃校を利用してチルドレンズミュージアムをつくるなど、ムラヤマは以前からこのような再生プロジェクトに複数参画してきました。環境問題などの観点から、今後このような計画がますます増える予感がします。

来館者・運営・施設管理などなど、その施設に関わるさまざまな方の視点に立ち、その環境に適した最善のコミュニティー計画を、豊富な実践経験からご提案の出来る“熱い”スタッフがムラヤマにいます。
チームワークで皆様の最善策をいっしょに考える、ムラヤマの“誠心誠意のおもてなし”を是非お試しください。

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