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〈感動ノート page.05〉「推し活」していますか?

感動ノート

ムラヤマのユニークな制度「感動体験支援施策」。本コラムは、この施策を利用した社員がどんな場所に赴き、何に心を動かされたのか?を、当事者の声を交えてお届けする企画です。第3回目と第4回目は『推し活』がテーマです。

突然ですが皆さんは『推し活』していますか?もしくはしたことがありますか?

実をいうと、私は”推し活未経験者”。「推し活=全力で好きなものを応援する世界」というイメージが強く、私には縁のないことだと思っています。

しかし、『推し活』を感動体験のテーマにしている社員は多くいます。 そこで、今回と次回の記事では、みんなが『推し活』でどんなことをしているのか、『推し活』にはどんな面白さがあるのかなどについて、推し活未経験者の視点で紐解いていきたいと思います。

感動体験支援施策とは?

展示会やイベント、教育・文化施設、国際プロジェクトまで……ムラヤマは人の心を動かす空間づくりを幅広く手掛けています。そんな私たちの仕事にとって「感動体験支援施策」は人の心を動かす感性を磨く大切なきっかけになっています。このコラムでは、ムラヤマの「感動体験支援施策」を通じた社員たちの体験談をご紹介します。

施策の詳しい内容については〈感動ノート page.00〉からどうぞ。

今回話を聞いたのは、小暮さん、若林さん、佐山さんの3人。 感動体験支援施策を活用したそれぞれの『推し活』はどんなものだったのでしょうか。

小暮さん : ポケモンコラボ実施中の志摩スペイン村への初訪問 ※イベントは終了
若林さん : ポップカルチャーの祭典『東京コミコン』に参加
佐山さん : 妻の影響でハマった! 人気アイドルグループ『SixTONES』のライブ観戦

3人の推しの対象は系統が全く違います。ですが、その体験には共通点がありました。

心が動く瞬間

3人の体験に共通する要素。それは「今回の体験でもっとも心が動いた瞬間」について質問した時に見えてきました。

小暮さん「初めての志摩スペイン村でしたが、あちこちに隠れたポケモンを探すのが楽しかったです」
若林さん「映画の中で見ていた小道具やセットを目の前にして大興奮。作家さんとも会えて感激でした」
佐山さん「TVの向こう側で見るアーティストと同じ空間で楽しい時間を過ごせました」

推しの対象は違っていても、その場でしか味わえない「リアルな体験」の特別感は3人に共通していました。キャラクターを探す「発見の楽しさ」、憧れの世界に触れる「感動」、アーティストと空間を共有する「一体感」。普段は画面越しで親しんでいた“推し”を、フィジカルに体験できたことで、大きな感動を得ていたようです。

「好き」が日常を豊かにする

3人のインタビューを進めるうちに、もう一つの「共通点」も見えてきました。それは、推しの存在が日々の活力に繋がっているということ。

小暮さん「人の『好き』に興味を持つようになりました。その人にとっての推しの魅力を知りたいと思うようになり、コミュニケーションのきっかけづくりに繋がっています」
若林さん「グッズや展示の見せ方の工夫に気づきました。また以前に比べて自分の行動範囲が広がったと感じていて、新しい発見や出会いもありました」
佐山さん「推し活は妻の影響でもありますので、家庭の調和がより深まりました」

『推し活』で得た感動は、イベント会場やライブ会場の中だけで完結するわけではありませんでした。小暮さんのように他者への理解が深まったり、若林さんのように新しい視点や行動力が身についたり、佐山さんのように家族関係がより良好になったり。1つの「好き」という気持ちが起点となり、日常の様々な場面にポジティブな影響を与えていることがわかります。

「推し活」は、日常を彩る魔法

『推し活』についての話を聞く前は、自分とは違う特別な世界だと思っていました。しかし、3人の話を聞いてその考えは大きく変わりました。 推し活とは、好きな対象を通じて非日常を味わい、その感動を日常へと還元しているクリエイティブな循環。 それは、日常を少しだけ面白く、そして豊かにしてくれる魔法のようなものなのかもしれません。

次回は、もう1組3名のインタビュー。推し活が、私たちの仕事とどう関わっているのかを綴っていきます。

text by 加持 翼

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