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〈感動ノート page.06〉「推し活」は「推しごと」であり、お仕事にも?

感動ノート

ムラヤマのユニークな制度「感動体験支援施策」。本コラムは、この施策を利用した社員がどんな場所に赴き、何に心を動かされたのか?を、当事者の声を交えてお届けする企画です。第3回目と第4回目は『推し活』がテーマです。

前回のpage05では、推し活の楽しさの1つに、その場に身を置くことでしか味わえない「非日常の特別な体験」があることがわかりました。そういった体験は、ムラヤマの仕事の核である「空間づくり」や「感動づくり」とも深く繋がっている部分です。

そこで今回は、推し活と仕事に思わぬ接点があるのかも?という観点で、社内の推し活体験者にインタビューを実施しました。プライベートな”好き”という熱量が、日々の仕事にどう影響を与えて、どんなヒントになっているのかを探ります。

後編でお話を伺ったのは、今西さん、金田さん、斎藤さんの3人。それぞれが夢中になっている「推し活」を語っていただきました。

今西さん : 野球観戦で全国の球場巡り
金田さん : 大好きなミュージカル『ウィキッド』の関連イベントに参加
斉藤さん : 推しのK-POPアイドルが出演する音楽フェスティバルの参加

一見すると仕事とは無縁のように見える活動です。しかし、話を深めるうちに「推し活」と「仕事」が延長線上にあることが浮かび上がってきました。

「ファン目線」が仕事の精度を上げる

3人とも『推し活』はあくまで個人的な活動です。しかし、みんなやっぱりムラヤマの社員。推し活体験が、仕事のアイデアに繋がることもあるようです。

斉藤さん「フォトスポットの提案をするときに、自分が推し活で感じる高揚感をどう表現できるかを考えています」
金田さん「”これならお金を出せる”と感じる消費者側の目線は、提案する時に活かせると思います」

ムラヤマが手掛ける「空間づくり」や「感動づくり」では、来場者の気持ちにいかに寄り添うかが大切。ファン目線での体験は、仕事のアイデアを研ぎ澄ますための重要なヒントになっていました。プライベートな熱中体験が仕事の視点に自然と反映されることで、単なる理論やデータだけでは得られないリアルな説得力や感動を生み出しているのかもしれません。

楽しみの中にある仕事のヒント

一方、直接仕事に繋がらないけど、仕事に取り組む姿勢やマインドという面に影響を与えていることに気づきました。

今西さん「本番に向けて準備を重ね、当日ベストを尽くす姿は仕事と同じ。野球選手を見ていると、自分も最高の状態で業務に臨もうと思えます」
金田さん「推し活中は、仕事から一番遠い存在だからこそ有意義だと思っています。とはいえ、造作のつくりなど『見せ方』はどうしても見てしまいます」

最高のパフォーマンスは、入念な準備なくしてはありえない。バックオフィス部門として会社を支える今西さんは、野球選手の姿に、最高の状態で業務に臨むためのマインドセットを重ね合わせています。また、金田さんのように、本当は仕事のことを考えずにリフレッシュしたいと思っていても、つい仕事目線で見てしまうこともあるとか。推し活のスタイルにもいろいろあるけど、こういう感覚はムラヤマ社員ならではかもしれません。

推し活は日常をさらに面白くしていた

今回のインタビューを通して強く感じたのは、『推し活』が単なる日々の彩りではなく、むしろ現実をより面白くするためのエネルギーにもなっていたということ。 ファンとして心を震わせる体験は、仕事で「感動を創る」ための最高のインプットになります。そして、裏側に潜む努力や工夫に気づける視点は、仕事の質を高めてくれる可能性があります。 推し活は生活に不可欠なものではありません。けれど、「好き」に夢中になれる体験は、毎日の暮らしや仕事をさらに面白くしてくれる。2回に渡ってのインタビューは、そんな前向きな気づきを与えてくれました。次回は「海外」をテーマに綴っていきます。

text by 加持 翼

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