ムラヤマが運営を受託している「しょうけい館(戦傷病者史料館)」では、令和7年度 戦後80年特別企画展として、10月15日(水)から「しょうけい館証言映像展 証言がつなぐあの日の記憶」を開催します。
戦後80年を迎えた今年、戦争を体験した世代の高齢化は進み、いよいよ戦争体験者不在の時代が到来しつつあります。戦争体験の継承がますます重要な課題となる中で、彼らの体験を知る方法の一つに、証言映像があります。
当館は、戦傷病者やそのご家族、軍医や従軍看護婦などの医療関係者などを対象に、これまでに約200本の証言映像を収録してきました。証言映像は、体験の内容はもちろんのこと、それを語りかける表情に至るまで記録されているため、より実感をもって彼らの体験や思いに触れることができます。
本展では、10数名の証言映像や受傷の内容毎に再編集した総集編の映像上映に加え、映像を収録した証言者をパネルで紹介するほか、証言者から寄贈された資料を展示します。ぜひ生きた声を通して戦傷病者について知ってもらえればと思います。
ご興味のある方は、しょうけい館(戦傷病者史料館)公式サイトをご確認ください。
令和7年度 戦後80年特別企画展 しょうけい館証言映像展証言がつなぐあの日の記憶 https://www.shokeikan.go.jp/about/letter/2025/286
しょうけい館(戦傷病者史料館) https://www.shokeikan.go.jp/