ムラヤマが運営を受託している「帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)」では、2025年10月15日(水)~ 2026年1月18日(日)まで、戦後80年企画展「兵士たちの目線 南方で描かれた記憶」を開催中です。
さきの大戦時、多くの日本の将兵たちが南方の戦地へ派遣されました。その地で彼らが見た風景やそこに暮らす人々、風俗、戦友の姿などを描き残した絵画を展示します。緊迫感のある戦闘の場面ではなく、なぜ彼らはこの絵を描いたのでしょうか。また、絵を描くことはどのような意味を持っていたのでしょうか。
本企画展は、二松学舎大学文学部歴史文化学科 林英一ゼミナールのご協力のもと、描き残した人のどんな思いが読み取れるのかなどを次世代を担う若者の視点で考え、選んだ絵画も展示します。絵画は単なる「過去の記録」ではなく、いまを生きる私たちへ、戦争や平和とは何かを問いかけているようです。絵という表現を通して、戦地に赴いた一人ひとりの人間に寄り添います。
ご興味のある方は、帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館) 公式サイトをご確認ください。
戦後80年企画展「兵士たちの目線 南方で描かれた記憶」https://www.heiwakinen.go.jp/kikaku/20251008-1200/
帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館) https://www.heiwakinen.go.jp/