MENU

領土・主権展示館 リニューアル

Culture & Public Works

領土・主権展示館 リニューアル

日本の領土・主権に関する理解を深めることを目的とした「領土・主権展示館」が、2025年4月18日(金)にリニューアルオープンしました。今回のリニューアルは、若い世代をはじめ、より多くの人々に日本の領土・主権をめぐる情勢に関心を持っていただくことを目指して実施されました。

株式会社ムラヤマは、これまで5年にわたり運営業務を受諾しているなかで、若年層の来館が少ないという課題を明確化し、本リニューアルに際して幅広い年齢層に理解しやすい提案が採用され、展示企画、デザイン、および制作を全面的に担当しました。

Point

若年層の来館者数を増やす施策として、当社のノウハウのひとつであるテーマパーク施設を参考に、明るく親しみやすい館内環境を提案、空間全体の刷新を図りました 。さらに、エンターテインメント性の高い2つの体験型シアターの企画・設計からコンテンツ制作に至るまで、一貫して手掛けました。最大の見どころは、13台のプロジェクターで5面投影を行うイマーシブ・シアターです。ここでは、北方領土・竹島・尖閣諸島の自然を精緻なCGで再現。来場者は、まるでその場にいるかのような臨場感の中で、これらの地域の歴史や文化を深く学ぶことができます。 また、都内初となる大型地球型映像装置「ハンズ・オンアース」も大きな魅力です。学習指導要領に基づいた7つのオリジナルコンテンツを搭載し、遊びながら地球の仕組みを学べる、教育とエンターテイメントが融合した新しい展示を実現しました。これらの展示は、多くの来場者から高い評価をいただいています。

Point

リニューアルオープンに合わせ、同館のウェブサイトを全面的に刷新しました。 新しいウェブサイトは、来館をご検討されている皆様に、よりスムーズに情報をお届けできるよう、スマートフォンでの閲覧にも最適化されています。館内の展示内容やアクセス情報が、いつでもどこでもお手元でご確認いただけます。

Point

当館の展示は、「体験型」と「アニメーション」を最大限に活用することで、年齢や背景に関わらず、どなたにも領土問題への理解を深めていただけるよう設計しました。難しいテーマだからこそ、来館者の皆様が自然と興味を持っていただけるような、学びのきっかけを提供することを目指しています。また、社会教育施設としての役割を果たすため、学校団体の利用に配慮した工夫も凝らしました。学校の副教材としても活用できる構成となっており、教室での学びをさらに深めることができます。 展示を通じて、日本の領土・主権をめぐる情勢を身近なものとして感じていただき、未来を担う若い世代が、自ら考え、行動するきっかけとなることを願っています。

全国各地には、一国民として理解を深めるべき重要な事柄をテーマとした展示施設が数多く存在します。しかし、運営者の皆様からは、解説を深めるほど情報が過多になり、来場者の心に響かない、という共通の課題が聞かれます。

私たちムラヤマは、この課題を解決するため、これまでのアミューズメントやIPイベントなどで培ってきた多様な経験を活かし、エンターテイメントの力を用いた「理解促進」をご提案します。

特に、映像やキャラクターコンテンツの導入においては、日本テレビグループとしての総合力を活用し、単なる情報提供にとどまらない、心に残る展示を実現することが可能です。

「難しいテーマを、どうすれば多くの人に届けられるか?」

その答えを、私たちムラヤマと共に探しませんか。展示に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

領土・主権展示館 公式サイト: https://www.cas.go.jp/jp/ryodo/tenjikan/index.html

CREDIT

クライアント 内閣官房
オープン 2025年4月
業務範囲 企画、設計・デザイン、施工
場所 東京都港区
撮影 J-LIGHTS / 板村光一郎

PROJECT MEMBER

ディレクション: 笈川 昌洋 / 志岐 麻子
デザイン: 笈川 昌洋 / 菊地 大作 / 佐々木 翔太郎
プロジェクトマネジメント: 志岐 麻子 / 大澤 美優 / 岡田 泰政
プロデュース: 武藤 慎 / 青山 光治
映像デザイン: 森本 薫 / 東郷 聖香

わたしたちムラヤマは
プロフェッショナルとして、
さまざまなアプローチで
課題解決に挑みます。
まずは貴社の想いを
きかせてください。

CONTACT案件のご相談、ご依頼、
お見積りはこちらより
お気軽にご連絡ください。