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東京ビエンナーレ2020/2021

Culture & Public Works

東京ビエンナーレ2020/2021

東京ビエンナーレは、“東京”のまちを舞台に“2年に1度”開催する国際芸術祭。世界中の幅広いジャンルの作家やクリエイターが東京のまちに集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく新しいタイプの芸術祭。

ムラヤマは特別賛助会員の一社としてオブザーバー参画し、運営計画骨子、展示会場として借りるための土地、建物のコーディネート、アートプロジェクトの立ち上げ等をサポート、さらに、街中の誘導サイン関連の制作や作家制作業務の一部にも関わりました。

Point

地域社会の課題解決、環境配慮そして生活に寄与する持続可能な活動

プロジェクトを通して目指す活動は、様々な「私」が出会い、「私たち」で共有する事象です。多様な国際都市東京で、この地域に昔から暮らす住民だけでなく、日本各地や世界各地から集まってきた新しい人々が参加することと、アートプロジェクトにより、多様な出自をもつ人々をつなぎ、このまちの歴史を顕在化させました。

Point

景観を重視。良質な町並み形成、そして周辺環境の調和と変化

着がえる家プロジェクトは、千代田区景観まちづくり重要物件に指定されている海老原商店にて作家住み込みの形で行われました。商店が面する通りは江戸時代後期より古着を扱う露店で賑わい、以降も古着の市場で栄えていました。 装いを通してアートプロジェクトが展開され、壁面に洗濯物が干されている外観は道行く人々の足をとめ、誘引しました。 来場者は元洋服店だった看板建築であること、地域の歴史文化を知ります。市民に景観やまちにある歴史的文化建築に興味をもつきっかけを与えました。

Point

地域活性化に強く影響を与えたプロジェクト

天馬船プロジェクト推進にあたり、神田川では天馬船プロジェクトのような利用の事例がなく、東京都、千代田区、文京区、警察、消防、地域団体、河川利用の事業者などに責任の所在と安全性の理解について、ルールを守りながら新しいことにチャレンジするビジョンを共有し丁寧な調整を行うことで、理解と協力を得ることができ、実施に至りました。説明をしていく中で川に関わりがある方々は、立場が違えども水資源に対して考えや思い、問題意識を持っており、アートプロジェクトを通して都市開発で分断されてしまった『川-河岸―町-地域』の意見が顕在化でき、地域のつながりと活性化に強く影響を与えたプロジェクトになりました。

CREDIT

クライアント 一般社団法人東京ビエンナーレ
会期 2021年7月10日(土) ~ 9月5日(日)
場所 千代田区、中央区、文京区、台東区
範囲 企画、コーディネート、制作
撮影 YUKAI
提供 東京ビエンナーレ

PROJECT MEMBER

アカウントマネージメント:秋山 稔、平井 花朋、佐藤 結子
デザイン:野本 浩寿
テクニカルディレクション:熊原 隆浩、奥山 佳史、寺田 洸
運営ディレクション:池上 浩、大河内 寿典

わたしたちムラヤマは
プロフェッショナルとして、
さまざまなアプローチで
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